第42回日本アカデミー賞をはじめ数々の映画賞を総なめにした映画『孤狼の血』の続編『孤狼の血 LEVEL2』と様々な他ジャンルとコラボを行っていく「コロウノチVS」が始動、アイナ・ジ・エンドのコラボ動画が解禁された。

舞台は前作から3年後。広島の架空都市・呉原市の裏社会を治めていた伝説の刑事・大上章吾(役所広司)亡き後、その遺志を受け継いだ若き刑事・日岡秀一の“その後”が描かれる映画完全オリジナルストーリー。日岡秀一役は前作から引き続き、松坂桃李が演じる。権力を用い、暴力組織を取り仕切っていた日岡だったが、出所してきたたった一人の“悪魔”によって事態は急転していく…。

今回、本作が様々な他ジャンルとコラボを行っていく『コロウノチVS(バーサス)』の始動を発表、第一弾として、アイナ・ジ・エンド書下ろし楽曲であるインスパイアードソング&コラボ動画が解禁された。『孤狼の血 LEVEL2』では前作が熱狂的なファンを多く生み出してきたことから、アーティストや漫画、現代アート、ファッション、YouTuber、ゲームアプリなど様々なジャンルとコラボをしていく。

コラボ第一弾となるのは、楽器をもたないパンクバンドBiShの一員でありながら、ソロでも多数の楽曲を発表し、若者を中心に絶大な支持を誇るアイナ・ジ・エンド。独自の路線を突き進み個性を発揮し続ける彼女は、前作『孤狼の血』も鑑賞し、『役所広司さんをはじめ男の色気を感じるかっこいい映画だと思っていました』と語るように作品のカッコよさ、そのインパクトに好感を抱いていたことから、今回のコラボが実現した。

早速本作をみた彼女は「久々にとんでもないものを観た、というのが一番の感想でした。映像の破壊力が凄かったので音楽は映画に華を添えるような形でつくることを意識してスラスラと作詞作曲ができました」と刺激を受け、映画への想いを込めてアイナ自ら楽曲を書き下ろし、亀田誠治がサウンドプロデュースを担当することで、アイナが歌う「ロマンスの血」というインスパイアードソングが誕生した。

白石和彌監督も絶賛する、その楽曲にのせて映画本編映像を使用したコラボ動画も解禁された。アイナの歌声とマッチした疾走感あふれる映像は映画本編への期待をさらに膨らませる。まさかのコラボを果たしたアイナ・ジ・エンドとのインスパイアードソング「ロマンスの血」の衝撃、そして「コロウノチVS」が今後どのようなコラボを繰り広げていくのかに期待が高まる。

コラボ動画

アイナ・ジ・エンド コメント

これまで映画を絡めての楽曲書下ろしというものがなかったので、インスパイアードソングのオファーをいただいてとてもびっくりしました。前作『孤狼の血』も観ていて、役所広司さんをはじめ男の色気を感じるかっこいい映画だと思っていましたが、今回『孤狼の血 LEVEL2』を観て、「久々にとんでもないものを観た」というのが一番の感想でした。スリル満点な場面の連続なのに、どこか人間の生々しさや暖かい部分が垣間見えて、目を離すことができませんでした。映像の破壊力が凄かったので、音楽は映画に華を添えるような形でつくることを意識して、(鈴木亮平さん演じる)葛藤を抱える上林をはじめ色々なキャラクターにも共感することができて、スラスラと作詞作曲ができました。また編曲を担当された亀田誠治さんもこういったジャンルの映画が好きだとおっしゃっていて、レコーディングもノリノリで楽しかったです。自分が今まで歌ったことないような曲調にも挑戦しています。めちゃめちゃ張り上げるわけでもないのに悲鳴っぽく聞こえるというか。上林のように暴れたくても暴れられない、自分の中での葛藤を悲鳴のような形で歌い上げました。人間としてこいつはどうしようもないなと、呆れてしまうシーンも多いですがなぜか憎めない。女性は母性を感じてしまうようなところもあると思うので、そういう観点から映画を観ても楽しいと思います。

白石和彌(監督)コメント

孤狼から超カッコいい曲が生まれた!『ロマンスの血』を聞いたら、あのキャラクターやあの場面を膨らませて、スピンオフを作りたくなる!そう、なんもかんもぶっ飛ばして生きなきゃ損!アイナさんありがとうございます!

映画『孤狼の血 LEVEL2』は2021年8月20日(金)より公開!
監督:白石和彌
出演:松坂桃李、鈴木亮平、村上虹郎、西野七瀬、音尾琢真、早乙女太一、渋川清彦、毎熊克哉、筧美和子、青柳翔 斎藤工・中村梅雀・滝藤賢一、矢島健一、三宅弘城、宮崎美子、寺島進、宇梶剛士、かたせ梨乃、中村獅童、吉田鋼太郎
©2021「孤狼の血II」製作委員会