マーベル・スタジオ最新作『ブラック・ウィドウ』で“妹”エレーナ役を演じたフローレンス・ピューの超過酷なトレーニングに迫る。

孤独な暗殺者ブラック・ウィドウはなぜ、アベンジャーズになったのか―。ハリウッドを代表する女優スカーレット・ヨハンソンが演じる“美しき最強のスパイ”ブラック・ウィドウ=ナターシャ・ロマノフ。アベンジャーズを「家族」と呼ぶほど大切にし、その一員として戦ってきた彼女が、『アベンジャーズ/エンドゲーム』で下した決断は世界に大きな衝撃を与えた。なぜ衝撃の決断にいたったのか―。本作では、その背景につながる過去が描かれる。ブラック・ウィドウの過去に隠された陰謀をめぐる、究極のスパイ・アクションがついに幕を開ける。

本作で“妹”エレーナ役のフローレンス・ピューは、撮影の前から“スパイの戦闘方法”習得するため徹底的にトレーニングを受けたそう。キックボクシングやナイフの使い方など、女優とは思えないような戦闘方法を身に着け、生身のアクションシーンをこなしており、フローレンスの女優魂を見せたアクションシーンに注目だ。

“妹”エレーナは、ブラック・ウィドウと同等の戦闘能力を持つ暗殺者。過酷な訓練を受けておりブラック・ウィドウの過去を知る重要なキャラクターだ。フローレンスは抜群の戦闘能力を持つ暗殺者を演じるため過酷なトレーニングを行った。トレーニングにはアスリート選手からスタントマン、格闘アクションや殺陣のスタイルを考案するファイト・コーディネーターなど専門的分野の人達が協力。フローレンスはまずはキックボクシングから習い、壁や障害物を走ったり飛んだりして越えていくパルクールを習得。さらに暗殺者のようにナイフを使った戦い方ができるようになり、まるで本物のスパイのような戦闘方法をマスターしたのだ。

フローレンスはトレーニングについて「私は初めてのマーベル作品だから教えてくれる人達のことも理解するべきだと感じたの。アクションシーンではどのように動いたらいいか理解してから演技をする必要があったし、トレーニングを行うことでできるだけ深く作品に関わりたかったのよ。」と語り意気込みを見せる。さらにこのアクションシーンの撮影はブラック・ウィドウ役のスカーレット・ヨハンソンとの撮影初日に行われたそうで、初対面でお互いを殺し合う過激なアクションシーンを撮影したという。撮影初日からハードなアクションシーンをこなし、ヨハンソンにも劣らない戦いを見せたフローレンスのアクションシーンにも注目が集まりそうだ。

フローレンス・ピューは、『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』(2019)で4姉妹の末っ子エイミー役を演じて昨年の第92回アカデミー賞で助演女優賞に初ノミネートされるなど、世界中から注目を集めている最旬女優だ。本作ではブラック・ウィドウが“妹”と呼ぶエレーナを演じていて、アベンジャーズを家族と呼んだブラック・ウィドウがかつて大切にしていた、“偽りの家族”の秘密が明かされる。ブラック・ウィドウが過去を知る彼らと共に成し遂げようとすることは一体何なのか?ブラック・ウィドウの全ての謎が明らかとなった時、マーベル・スタジオの社長ケヴィン・ファイギが「本作を見ると『アベンジャーズ』シリーズの見方が変わる」と断言する本作にますます期待が高まるばかりだ。

映画『ブラック・ウィドウ』は2021年7月8日(木)より映画館で公開、7月9日(金)よりディズニープラス プレミア アクセスで公開!
監督:ケイト・ショートランド
出演:スカーレット・ヨハンソン、フローレンス・ピュー、レイチェル・ワイズ
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
©Marvel Studios 2021