黒木華×柄本佑W主演映画『先生、私の隣に座っていただけませんか?』が第20回ニューヨーク・アジアン映画祭でワールドプレミア上映されることが決定した。

物語は、佐和子がある日突然、「不倫」を題材に新作漫画を描くと言い出すところから動き出す。そこにはそっくりそのまま自分たち夫婦が描かれ、佐和子の担当編集者と不倫をしていた俊夫は、佐和子にバレたかもしれない!と精神的に追い詰められていく。さらに漫画は、佐和子と自動車教習所の先生との淡い恋へと急展開。俊夫は恐怖と嫉妬に震えながら漫画を読み進めていくが・・・。漫画家・佐和子役を黒木華、佐和子の夫で同じく漫画家の俊夫役を柄本佑が演じる。

今回、本作が第20回ニューヨーク・アジアン映画祭(以下、NYAFF)の2021年公式選定作品に選出され、VANGUARDS (新しい日常の映画/形式や慣習にとらわれない独創的な作品)のセクションにてスクリーン上映されることが決定した。エグゼクティブ・ディレクターのサミュエル・ジャミエは「否のない素晴らしい演技を見せる柄本佑に対抗する、信念を強く持つ女性を黒木華が演じる。このような社会通念に阻まれている状況を打破する主人公の魅力に惹かれないわけがない。どの場面も、完璧な演出されている映画へのキャストの見事な献身は、心に美しい和音を響かせます」と本作への絶賛コメントを寄せている。

今年のNYAFFは、8月6日(金)~22日(日)に、60本以上のワールドプレミア、インターナショナルプレミア、北米プレミアの作品が Film at Lincoln Center(リンカーン・センター映画協会)とSVA Theatreでの対面形式と、バーチャル上映(オンライン上映)では、ニューヨークと全米のアジア映画ファンに向けて上映される。

開催20回目を記念し、これまでで最多数の作品が出品されており、日本からは10本以上の作品がプレミア上映される。NYAFFへの選出について、堀江監督からは「ニューヨーク・アジアン・フィルム・フェスティバルでのワールドプレミア上映、とても嬉しく思います。「漫画」「自動車教習所」「不倫」を題材とした本作が、海外の人たちにどう受け止められるのかまだ予想もつきません。心地よい混乱を味わっていただけたらいいなと思っておりますが、予想もつかないような角度からの反応が沸き起こることも多いに期待しております!」と喜びと期待の声を寄せている。

映画『先生、私の隣に座っていただけませんか?』は2021年9月10日(金)より新宿ピカデリーほか全国で公開!
脚本・監督:堀江貴大
出演:黒木華、柄本佑/金子大地、奈緒/風吹ジュン
配給:ハピネットファントム・スタジオ
©2021「先生、私の隣に座っていただけませんか?」製作委員会