今回解禁されたメイキング写真
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スリリングで痛快、ワイルドで型破りな復讐エンターテイメント『プロミシング・ヤング・ウーマン』のメイキング写真が解禁された。

『プロミシング・ヤング・ウーマン』の意味する通り、“前途有望な若い女性”だったキャシーは、ある事件によって医大を中退し、カフェの店員として毎日を送っている。一方、夜ごとバーで泥酔したフリをして、お持ち帰りオトコたちを待ち構えていた。ある日、小児科医となったハンサムな元クラスメートがカフェを訪れる。この偶然の再会こそが、キャシーを忌まわしい過去へと引き戻すことになる…。甘いキャンディで包んだ猛毒が全身を駆け巡る復讐エンターテインメント。

7月16日(金)より公開された本作。SNSでは「ポップな彩りの中でたぎる憎悪は見ていて苦しかった。でもみんなが観るべき。罪は消えない。犯した者も、それを容認した社会も」「世の中こういうことで溢れ返ってるんだろうなあと思うと胸が苦しい」「私はここまで犠牲を払わないと正義は貫けないのかと観終わった後少し悲しくなりました」といった、リアルで身近に起こりうる内容であるからこそ、現実を叩き付ける本作に感情移入している様子がうかがえる。

本作で長編映画デビューとなったエメラルド・フェネル監督はこのようなヘビーなテーマを描きながらも話題になったのが、監督でありながら、妊婦でもあったこと。主演のキャリー・マリガンも「“スタッフに親切にすべき”と他の監督に教えたくなった。妊婦で親切な人にだって監督業は務まる」と笑顔で話す。

フェネル監督の素晴らしさをライアンを演じたボー・バーナムは「1つの味わい方しかできない作品ではないのが彼女のすばらしさだと思う」と語っている。彼女は観客の期待に応える映画を作るのではなく、解釈を委ねる芸術作品を作りだした。だからこそ見終わったあとの感想は様々、苦しくなったと呟く声もあれば、スッキリした!という声も聞こえてくる。彼は本作について「見るたびに異なる感想を抱くはずだ」、映画の力については「映画は今も、人々の議論を促す力がある」と語る。

映画『プロミシング・ヤング・ウーマン』は全国で公開中!
監督・脚本:エメラルド・フェネル
出演:キャリー・マリガン、ボー・バーナム、ラヴァーン・コックス、アリソン・ブリー
配給:パルコ ユニバーサル映画
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