ジョニー・デップ製作・主演最新作『MINAMATA―ミナマタ―』の手俳優・青木柚がジョニー・デップと共演している場面写真が解禁された。

熊本県水俣市のチッソ水俣工場による工業排水を原因とし、現在まで補償や救済をめぐる問題が続く日本における“四大公害病”のひとつ水俣病。その存在を世界に知らしめたのが、写真家ユージン・スミス氏とアイリーン・美緒子・スミス氏が1975年に発表した写真集「MINAMATA」だ。ジョニー・デップ自身が長年の憧れだったと語るユージン氏。彼の遺作ともなったこの写真集を基に、ジョニー自身の製作・主演で待望の映画化が実現した。共演はビル・ナイ、日本から真田広之、國村隼、美波、加瀬亮、浅野忠信、岩瀬晶子など実力派キャストが集結。坂本龍一が音楽を手掛けた。

若手俳優の中で注目を集める20歳の新星、青木柚。映画『14の夜』(16)で映画デビュー、『アイスと雨音』(18)、『暁闇』(19)、「きれいのくに」(21)など話題の映画やドラマに出演。役によって印象がガラリと変わる圧倒的な演技力が話題となった。8月20日から公開中の『うみべの女の子』(21)では主人公の磯辺恵介役に抜擢。「恋」と「性」の間で揺れ動く中学生というセンセーショナルな役柄を見事に演じ切り、その熱演ぶりが絶賛されている。

そんな大注目の俳優、青木柚が本作ではジョニー・デップと共演。ジョニー演じる伝説の写真家ユージン・スミスから、写真を教わる水俣病患者の青年シゲルを演じた。青木はジョニーとの共演について「突然且つ、身の丈に合わない機会に緊張していたのですが、いざ、現場でお会いすると、目が合う度に胸に手を当てお辞儀する仕草をして和ませてくれたり、一緒に写真を撮ろうと肩を組んでくれるような、寛大な方でした。『ユージンの特殊メイクしてるから、この写真を日本で見せても誰も僕だって気付かないだろうね!』と茶目っ気たっぷりに笑う姿は、僕の中にとても印象深く残っています。10代のうちにこんな経験ができたことは、僕の人生において大きな財産となりました。」と語る。

あわせて解禁された場面写真には、シゲルがユージンのカメラで彼を撮影する様子やユージンがシゲルに語りかけるシーン、互いにじっと目を合わせる場面など、カメラを通じて2人が心を通わせていく姿が映し出されている。

映画『MINAMATA―ミナマタ―』は2021年9月23日(木・祝)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国で公開!
監督:アンドリュー・レヴィタス
出演:ジョニー・デップ、真田広之、國村隼、美波、加瀬亮、浅野忠信、岩瀬晶子、キャサリン・ジェンキンス and ビル・ナイ
配給:ロングライド、アルバトロス・フィルム
© 2020 MINAMATA FILM, LLC
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