470億ドルの企業価値まで上りつめたWeWork、突然の転落の裏側に迫る驚愕ドキュメンタリー『WeWork/470億ドル企業を崩落させた男』の予告編が解禁され、併せて日本語吹替え版キャストの浪川大輔からコメントが到着した。

シェアオフィス事業を世界中で展開し、急成⻑を遂げた⽶国のスタートアップ企業「WeWork」。本作は、その創業から急成⻑、そしてIPO(株式新規公開)を⽬前にした転落までの顛末を詳らかにしたドキュメンタリー映画。3⽉に開催された世界最⼤級のテクノロジー、映画、⾳楽の祭典「SXSW(サウス・バイ・サウスウェスト)」にてプレミア上映され、話題を集めた。

イスラエル出⾝のアダム・ニューマンは20代前半でニューヨークに移住し、WeWorkを設⽴。ビルを借り上げて⼩さく区分けし、実業家やフリーランスにオフィスをレンタルするビジネスモデルを展開した。“I(私)”ではなく“We(私たち)”を⼤事にし、みんなで共有すればさらなる成功を収めることができるというアダムの理念に賛同した若者たちが彼のもとに集るようになる。サマーキャンプと呼ばれる参加必須の研修では、連⽇アダムが熱いスピーチを繰り広げ、毎晩のように派⼿なパーティが⾏われていた。アダムのカリスマ性に惹きつけられた若者たちによって独⾃のコミュニティが築き上げられ、WeWorkは急成⻑を遂げる。

そして、ソフトバンクグループの孫正義率いるビジョン・ファンドによる巨額出資を受け、企業価値は470億ドルにまで到達。しかしすべてが順調かのように⾒える⼀⽅で、⽔⾯下では徐々に破綻へと傾いていた―。あくまでも会社経営は順調であると主張するアダムだたが、従業員たちは異変に気づき始めていた。そしてついに、経営破綻へと追い打ちをかける事件が起きる…。

⽶国のビジネス界を震撼させたWeWorkについては、多くの書籍やポッドキャストで続々と取り上げられ、ジャレッド・レトとアン・ハサウェイ主演でTVシリーズ化が決まるなど、今も注⽬を集め続けている。本作では、当時の映像、元従業員や弁護⼠など関係者やジャーナリストの証⾔を通して、WeWorkの驚きの全貌に迫る。アダム・ニューマン夫妻と親交のあったアシュトン・カッチャーやグウィネス・パルトローといったハリウッドスターの姿も出てくる。

予告編

また、⽇本語⾳声版で、本作の主⼈公であるWeWork創業者アダム・ニューマンの声を担当する浪川⼤輔からコメントが到着した。

浪川大輔

浪川⼤輔 コメント

――作品の⾒どころ
お⾦というものは時に強⼤な味⽅であり、時に台⾵のように振り回すものだという現実を⾒せてくれました。個⼈的な意⾒になりますが、全て、⼈のお⾦、理想だけでビジネスをするのは怖いなと改めて感じました。というわけで、とても⾯⽩い作品です!!
――アダム・ニューマンの吹替を担当してみて
アダムもひとりの⼈間です。ただ、どうやっても前へ進まなければいけない。そこにはカリスマ性が必要。その塩梅は難しかったです。アダムはポジティブシンキングと、ある意味「運」というものを持っている⼈なんだと思います。

『WeWork/470億ドル企業を崩落させた男』は2021年9月30日(木)よりU-NEXTで見放題独占配信!