ラリーを通して若者の再生と夢にチャレンジする人々を描く『僕と彼女とラリーと』の本編映像が解禁された。

過去の確執と向き合い乗り越えようとする若者の“新たなチャレンジ”と、“故郷の仲間たち”との繋がりを移りゆく自然豊かな美しい四季折々オールロケで描き出す、心あたたまるヒューマンストーリーである本作。父親との確執により過去にとらわれ将来に迷う主人公の青年・北村大河役を森崎ウィン、大河の幼馴じみで自身のアイデンティティーに添い地元で暮らすシングルマザー・美帆役を深川麻衣と若手実力派の俳優2人が共演。脚本も手掛けた塚本連平監督が、故郷でラリーを通して新たな目標にチャレンジする人々の物語を四季折々の自然とともに紡ぎ出す。

今回、森崎ウィンと深川麻衣の“バディ感”を感じることのできる本編映像が解禁された。映像で披露されている“棒の手”は、本作の舞台でもある愛知県の無形民俗文化財。無病息災・五穀豊穣のため、棒や木太刀を使う武術的な伝統芸能。撮影は毎年、実際に祭りの中で”棒の手”が披露されている愛知県の猿投神社にて実施された。“棒の手”を行う子供達を取材する2人の姿からスタート。

取材後、美帆(深川)の息子の敢太に誘われ棒の手をやる大河(森崎)。2人で掛け声と共に型にあわせて演舞をする姿は、とても微笑ましい雰囲気がある。大河たちに「ママと(大河は)ずっと組んでたんよ、背が同じくらいだったから」と言う美帆に対して敢太は「じゃあ2人でやってよ」とねだり、大河と美帆は棒の手をすることに。幼い頃から一緒に練習してきた2人が互いに向かい合い、掛け声に合わせて本気で演技をする姿に、敢太も思わず笑顔を浮かべる。深川は、撮影のために行った棒の手のトレーニング時「足腰の重心を結構下に下げながらなので、ゆっくりに見えますが、本当にたくさん汗かきました」とコメントしており、見た目よりハードな演舞ということがうかがえる。

映像の最後では、手を合わせる直前で演舞を止め、何かひらめいた様子の大河。「これ、使えるんじゃない?」と言う大河に、「ん?」と返事をする美帆。果たしてこのひらめきが、どのようにしてラリーレースに繋がっていくのか。そして、大河達がたどり着いた先にはどんな未来が待っているのか?

本編映像

映画『僕と彼女とラリーと』は愛知・岐阜の一部劇場にて先行公開中、10月1日(金)より全国で公開!
監督・脚本:塚本連平
出演:森崎ウィン、深川麻衣、佐藤隆太、田中俊介、小林きな子、有福正志、小林涼子、よしこ(ガンバレルーヤ)、竹内力、西村まさ彦
配給:イオンエンターテイメント/スターキャット
©2021『僕と彼女とラリーと』製作委員会