第34回東京国際映画祭のオープニングセレモニーが10月30日(土)に東京国際フォーラムで行われた。

10月30日(土)より11月8日(月)まで10日間にわたって、日比谷・有楽町・銀座地区で開催される第34回東京国際映画祭。初日となる10月30日(土)には、出品作品関係者や審査委員らが登壇するオープニングセレモニーが行われた。

本映画祭においてフェスティバル・アンバサダーを務める橋本愛は「この映画祭がみなさんにとって楽しいものになるように、少しでも自分ができることをやりたいなという気持ちと、おもしろそうな作品がたくさんあるので、こういう映画がやってるよっていうのを少しでも知ってもらえるようにがんばりたい」と意気込みを語った。

『フラ・フラダンス』で声優を務める美山加恋は「どの国の方にも、言葉がなくとも伝わるものがたくさん詰まっているダンスなので、この映画もどの国の方が見ても楽しめる作品になっていると思います」と自身も経験しているフラダンスの魅力とともに、国際映画祭という場での上映に喜びを見せた。

また、『グッバイ、ドン・グリーズ!』で声優を務める梶裕貴は「僕と近いところというと、なかなか正直になれないところ」と役柄と自身の共通点を語り、「素直に表に出せない繊細なところがある青年かと思いました」と役作りを語った。

今回、コンペティション審査委員長を務めるイザベル・ユペールは「このフェスティバルに来られたことをうれしく思います」とコメントし、審査委員長としての参加に「たくさんのバラエティ豊かな映画に出会えますし、様々な国の作品に出会えることから、いい驚きがあることを期待しています」と意気込みを語った。

【写真・文/編集部】

第34回東京国際映画祭は2021年10月30日(土)~11月8日(月)に日比谷・有楽町・銀座地区で開催!
©2021 TIFF