ソニー・ピクチャーズが贈る『ヴェノム』『スパイダーマン』に続くマーベル最新作『モービウス』の最新予告映像が世界一斉解禁された。

マーベル・コミックでスパイダーマンの宿敵として描かれる“ヴィラン”モービウスを、徹底した役作りで知られるアカデミー賞受賞俳優ジャレッド・レトが演じる本作。第一弾の予告映像が解禁されるや、“MURDERER”という文字と共に壁に描かれたスパイダーマンと、『スパイダーマン:ホームカミング』で敵バルチャーを演じたマイケル・キートンが登場したことからマーベルファンの間で様々な憶測を呼んだ。

今回解禁された予告映像には、『ヴェノム』、『スパイダーマン』とのリンクを色濃く感じさせるシーンが複数登場する。高層ビル群がそびえ建つニューヨークの街並みには、サム・ライミ監督の『スパイダーマン』に登場する巨大軍需企業オズコープ社とみられるタワービルが映りこみ、また治療後に姿を消していたモービウスが発見されたのもニューヨーク州ロングアイランド沖なことから、『スパイダーマン』の舞台であるニューヨークが本作にも登場することが分かる。

さらに『ヴェノム』の舞台であるサンフランシスコで起こった大惨事について言及される場面や、『スパイダーマン:ホームカミング』で敵バルチャーを演じたマイケル・キートンがモービウスに対し、「先生、また会おう」と意味深に語りかけるシーンがあり、一瞬たりとも見逃せない映像やセリフが連続する予告編となっている。そして最も注目すべきは、ラストでモービウスから発せられる「俺はヴェノムだ」という言葉。これは、スパイダーマンの宿敵であるヴェノムとモービウスが同じ世界線に存在することを意味するのか――。

天才的な頭脳を持つ医師マイケル・モービウス。彼は幼いころから、治療の術がない血液の難病を患っていた。これまで多くの命を救いながらも、己の病を治癒する方法だけを見出せずにいたモービウスは、自らの身体に実験的な治療を施す。それはコウモリの血清を投与するという、危険すぎる治療法だった。そのまま姿を消したモービウスは、2か月後、ロングアイランド沖に座礁したコンテナ船に突如現れる。病で痩せ細った姿から一変、顔には血色が戻り、隆起した筋肉が全身を覆っていた。さらに、超人的パワーとスピード、そして周囲の状況を瞬時に感知するバットレーダーや飛行能力を手にしたモービウスだが、同時に彼の中で、抑えきれない〝血への渇望“が生まれる。やがて彼の身体に更なる変異が起こり……。このユニバースに生まれ堕ちた彼は、果たして善なのか、悪なのか――。

最新予告映像

『モービウス』は2022年に全国で公開!
監督:ダニエル・エスピノーサ
出演:ジャレッド・レト、マット・スミス、アドリア・アルホナ、ジャレッド・ハリス、アル・マドリガル、タイリース・ギブソン
配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
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