豪華スタッフ&キャストで贈る新感覚SFエンターテイメント『カオス・ウォーキング』の本編冒頭映像が解禁された。

本作はガーディアン賞、カーネギー賞など数々の名立たる文学賞を制するパトリック・ネスの傑作SF小説を映画化。主演は英国からハリウッドへ進出し、今や世界中から愛されているトム・ホランド。共演は『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』でスターダムを駆け上がったデイジー・リドリーと、21世紀を代表する名優マッツ・ミケルセン。なぜ?どうして?いたるところちりばめられた謎。そして“ノイズ”によって、頭の中の思考や想像が露わとなる面白さに加えて、生まれて初めて女子を見る青年を演じるトム・ホランドの初々しさ爆発の演技。謎と“ノイズ”、それに10代の瑞々しい感性がミックスされた新感覚のSF映画に仕上げた。監督はダグ・リーマン。

遥かなる宇宙をたゆたうような神の視点は、地球と見まがうような〈ニュー・ワールド〉を目指して一直線に大気圏へ突入する。広大な緑の広がる森の中にもぐりこんだ視点の先にいるのは、主人公のトッド・ヒューイット(トム・ホランド)だ。愛犬マンチーを引き連れ、森の中を一人で散策中。「ここは静かだ。安らげる。僕のノイズだけ。誰のノイズも聞こえない」という声が聞こえる。それはトッドの思考がノイズとして外部に漏れだして聞こえる心の声。ここ〈ニュー・ワールド〉では、思考や心の中の思いがすべて表にあふれ出てしまう。

そんなノイズから、トッドが孤独を好む物静かな青年であることがわかる。クローラーなるもの凄くでかいカブトガニのような昆虫をナイフ一発で仕留めるバトル能力の高さはあるようだが、どちらかというと根暗系性格。でも仕留めたクローラーをマンチーに餌として与えるなど優しい一面もある。

森林で孤独を満喫していると、邪魔なノイズが聞こえてくる。そのノイズの主は馬に乗ったアーロン牧師(デヴィッド・オイェロウォ)だ。トッドに対してノイズを使って「土が呪われた。お前のせいだ。お前は塵だ」と絡んでくる。無視を決め込んで自らのノイズ放出を抑えようとするトッドだが、さすがにイラついて「牧師なんていらない。誰も教会に行かない」とついつい口ならぬ、ノイズを滑らせてしまう。

もちろんアーロン牧師の耳にも届き、不穏な空気に。案の定アーロン牧師から「ノイズを隠すな」と詰められて、トッドは思い切り殴り飛ばされてしまう。トッドは恨めしそうな視線をアーロン牧師に投げるだけで「平然としていろ」と自らのノイズでクールダウンを図る。なぜトッドは変に絡まれ、かつやり返そうとしないのか?〈ニュー・ワールド〉とは一体どのような星なのか―。

本編冒頭映像

映画『カオス・ウォーキング』は2021年11月12日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほかにて公開!
監督:ダグ・リーマン
出演:トム・ホランド、デイジー・リドリー、マッツ・ミケルセン、デミアン・ビチル、シンシア・エリヴォ、ニック・ジョナス、デヴィッド・オイェロウォ
配給:キノフィルムズ
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