TEAM NACSのリーダー・森崎博之がラップに初挑戦するイヤードラマ『父 THE MC』が11月19日(金)より音声版サブスクリプションサービス「NUMA」で配信開始された。

9年前に妻を亡くして以来、男手ひとつで家庭を支えてきた父・藤本大輔(48歳)。息子の俊彦(17歳)はケガで野球の道を諦めたこともあり、毎日ふさぎ込んで……と思いきや、なんとラッパーを志し、日々イカツい仲間たちとサイファー(複数人が輪になって即興でラップをすること)に励んでいた。高校球児からラッパーへ、その落差に驚きを隠せない大輔だったが、家族の絆を守るべく、俊彦とのガチンコ・ラップバトルに挑むことに! 果たしてアラフィフおじさんのラップ修行の成果は?前代未聞・父子ラップバトルの行方やいかに―。

父・藤本大輔役を演じるのは、日本一チケットの取れない演劇ユニット「TEAM NACS」のリーダー森崎博之。実際二人の息子がいる森崎は、本作で夢をあきらめた息子と向き合う父親を熱量たっぷりに演じている。そして息子の俊彦役には2019年映画『半世界』の演技が評価され、第41回ヨコハマ映画祭最優秀新人賞、第34回高崎映画祭最優秀新進俳優賞を受賞した杉田雷麟。母を亡くし夢を諦めた思春期の高校生を繊細に演じきった。また、34歳にしてNHK連続テレビ小説『なつぞら』で演じた高校生の番長役で話題を集め、映画『サマーフィルムにのって』、大河ドラマ『青天を衝け』など数々の話題作に出演した板橋駿谷(劇団ロロ)などの実力派俳優が集結している。『父 THE MC』は音声版サブスクリプションサービスNUMAにて配信中。

森崎博之 コメント

今回は、TEAM NACSの舞台作品にもアンサンブルキャストとして出演してくれていて、弟分のように可愛がっている劇団スパイスガーデンの松尾英太郎くんが台本を書いていたので、非常に強い結びつきを感じていたんです。お父さんがラッパーのMCになるというストーリーで、「また随分な設定を作りますわね……」と思ったんですけど(笑)、届いた台本を読んでいくうちに、「何だ、このハートフルな話は!」とすごく化けていったんですよね。共演者の皆さんとお会いして、ラップのようにセッションを重ねてみて、最後はちょっと魂が震えました。息子役の(杉田)雷麟くんの最後のラップはグサグサきましたね。私も息子が二人いるんですが、その子たちの数年後の年齢なので、いまこの父役をできてよかったなと思いますし、自分の息子もきっとこうやって立派に巣立っていくのかと感じることができました。自分がかつて息子だったときの目線と、いまの父親としての目線、両方でグサグサと刺さるものを松尾くんが作ったんだなと。
いろんな方に聞いてもらえたら嬉しいです。

『父 THE MC』は2021年11月19日(金)よりNUMAにて毎週金曜日最新エピソードを配信!
出演:森崎博之、杉田雷麟、板橋駿谷、上田遥、森下ひさえ、松尾英太郎、古川ヒロシ、宮崎大和
配信先は こちら
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