『フラ・フラダンス』の公開記念アニメイトイベントが12月14日(火)にアニメイト秋葉原本館で行われ、声優の陶山恵実里、主題歌を担当したフィロソフィーのダンス(奥津マリリ、佐藤まりあ)が登壇した。

スパリゾートハワイアンズのダンシングチーム、通称“フラガール”。かつて姉もフラガールだった夏凪日羽は、新入社員、つまり新人フラガールのひとりとして、フラダンスと出会い、姉と同じステージに立つが…。同期入社の仲間とともに、ステージから笑顔を届ける仕事を選んだ彼女たちの、彼女たちにしかできないフラを目指す日々が始まる。本作でオリジナルアニメ映画初主演となる福原遥が、フラガールだった姉の後を追い同じ世界に飛び込んだフラ初心者の主人公・日羽役を演じるほか、山田裕貴、ディーン・フジオカが出演。

12月3日(金)に公開された本作だが、反響もあるようで「私の友人や知人もたくさん見てくれていて、人によって視点が違って、同年代の友達は同じように頑張ろうと思えたといってくれたり、家族連れで見てくれた方は主人公達の周りの大人の心情に共感できたと言ってくれたり、小さい子はフラダンスや声優に興味を持ってくれたりと、本当に観る人によって色々な伝わり方をしていて嬉しかったです」と語る陶山。

主人公のフラガールたちと同じく、舞台にあがる仕事をしている陶山は「人の目がある中でのパフォーマンスは緊張も凄いのですが、裏でキャラクターが緊張している姿は共感しましたし、ステージにはハプニングもつきもので、私も衣装のパニエがどんどん落ちていくというハプニングを実際に経験したので劇中のシーンにすごく共感しました」と明かし、奥津は「ステージに上がるまで道のりが凄くリアルで、食事制限や仲間同士の支え合いなどのふとした瞬間にすごく共感できるものが多かったですし、ステージでの笑顔と普段の表情の違いをみて、そうだよな!ステージってこういう顔になるよなと改めて笑顔の力を実感しました」と語った。佐藤は「レンジでチンした野菜を食べて体系管理をしているシーンのセリフがぐさりときて、見習わなきゃと思いました」といい、すかさず奥津から「そう言っていますが今もカバンの中にパンを所持しています」と暴露し、動揺する佐藤に奥津は「食べるのも大事なこと」と愛のある掛け合いを見せた。

さらに11月22日に行われたイベントでのフィロソフィーのダンスのサプライズエンドロール生歌唱の映像が会場で放映されると、陶山は「すごい貴重なことでしたし、当日袖で見ていてウルウルしていました」とコメント。また歌唱の感想を聞かれると奥津「いつものライブとは全然違って緊張したんですけど凄く贅沢な時間でした。映画を見た後のお客さんが凄くいい顔をしていたので、そんな中で主題歌を歌えて忘れられない一日になりました」、佐藤は「この曲の初めての歌唱披露だったので緊張感とプレッシャーで今までかいたことない汗をかきましたが、ステージに出て行ったら皆さんが凄く喜んで手拍子してくれて嬉しかったです。映画のエンドロールで歌う経験は歌手でもなかなか無いので本当に貴重な経験になりました」と喜びを語った。

楽曲への想いを聞かれると、奥津は「私自身の背中を押してくれた曲であり、作品の内容とも凄くリンクしていているのでこの曲を歌い続けていくことの大切さを凄く感じますし、ちょっと迷ったときに自分のために聞きたい曲になったと思います。」、佐藤は「仲間を大切にする気持ちを一番考えながら歌っていたのですけど、映画を観るとひまわり(サンフラワー)=ファンの皆様だなと気づくことができました」とそれぞれ楽曲やファンへの熱い想いを語った。さらに陶山からは「この曲は聞くたびに言い楽曲だなと思えて、歌詞も作品とすごくリンクしていて、本当に色んなひとに聞いてもらいたいです」と感極まった様子で絶賛のコメントも。

最後に陶山は「本当にこの作品を愛してくれて嬉しいです。主題歌もそうですがサウンドトラックも凄くぐっとくるのでぜひ楽しみにしていてください」とメッセージを送った。

『フラ・フラダンス』は全国で公開中!
総監督:水島精二
監督:綿田慎也
配給:アニプレックス
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