短編映画『ママのふるさと』『彼のふるさと』の舞台挨拶が12月16日(木)に都内で行われ、『ママのふるさと』の主演・田中美久(HKT48)、『彼のふるさと』の主演・田上知佳らが登壇した。

AkibaScreening2021は、秋葉原ならではの属性を活かし、様々な方面で活動するタレント、役者、アイドル、声優等が出演する映像作品を上映する映画祭。本年度は、12月16日(木)~19日(日)に秋葉原UDXシアターにて開催。本作は、宇土市出身の方から宇土の魅力を聞いて興味を持ったことがきっかけで本作の製作が決定。田上知佳が主演を務めた1作目『彼のふるさと』に続き、HKT48の田中美久が主演を務めた2作目『ママのふるさと』も熊本県宇土市での撮影を敢行。熊本県宇土市を舞台に、亡くなった母のふるさとに熊本地震がきっかけで訪れることになった主人公が、幼い頃の母との想い出に触れていく、心温まる短編映画

イベントにはくまモンも登場。前熊本県副知事の小野泰輔 衆議院議員も登壇し、トークが行われた。冒頭でくまモンが登場すると「結構仲良しです」と笑顔の田中。熊本県宇土市で撮影を行った両作品について、熊本県出身の田中は「熊本が地元なので宇土市で撮影できたのが嬉しかったですし、宇都の名物もたくさん食べれたのでいいところだなと思った」と振り返った。

そんな本作の撮影中は「風がすごかった」と振り返り、「うまくできたところも風でダメになった」と苦労した場面もあったという田中。本作については「たくさんの方々に熊本県全体を知っていただけたらいいなと思います」と思いを語った。また、舞台の宇土市で育ったという田上は「嬉しかったしありがたかったです。いいところがあるので足を運んでいただけたら」と宇土市のアピールも。

最後に田中は「私の大好きな地元・熊本を舞台とした作品です。この作品を見て、たくさんの方に熊本県、宇土市を好きになっていただけたらと思います。『ママのふるさと』は家族というかけがえのない存在がどれだけ大切なのかを実感すると思うので、グッときてもらえたら」とメッセージを送った。

【写真・文/編集部】