ディズニー公式動画配信サービス「Disney+(ディズニープラス)」のオリジナルドラマシリーズ『ボバ・フェット/The Book of Boba Fett』の日本版声優が発表され、併せて日本語吹替版映像が解禁された。

『スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲』で初登場した伝説のキャラクターボバ・フェットは、特注のマンダロア・アーマーや、殺傷能力の高い武器を駆使する傭兵であり、シスの暗黒卿ダース・ベイダーや闇の世界を支配する犯罪王ジャバ・ザ・ハットに認められ銀河に名を轟かせる伝説の賞金稼ぎ。このドラマの舞台は「エピソード6/ジェダイの帰還」のその後。ボバ・フェットが、かつてジャバ・ザ・ハットが統治した惑星タトゥイーンの<闇>の支配へと乗り出す。

今回、ボバ・フェットの日本版声優を『スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃』でボバ・フェットの父“ジャンゴ・フェット”の日本版声優を務め、『マンダロリアン』シーズン2で“ボバ・フェット”としてシリーズに帰ってきた金田明夫、ボバの新たな相棒となる暗殺者フェネック・シャンドを花藤蓮が続投することが決定した。

ボバ・フェットの声優を務めるベテラン俳優の金田は、ジャンゴ・フェットだけでなくアニメーション『スター・ウォーズ:クローン・ウォーズ』でキャプテン・レックスをはじめとする全てのクローン・トルーパーの声も務める「スター・ウォーズ」のレジェンド声優。再びボバ・フェットを演じることについて金田は「嬉しい限りです。本作で私自身も様々なボバのエピソードを体感出来るのかと思うと楽しみでなりません」と歓喜のコメントを寄せた。

ボバ・フェットは映画シリーズで登場したのはわずか6分32秒、台詞は4行のみで登場シーンは少ないものの、世界中で人気が爆発したキャラクター。ボバの緑色のアーマーやT字バイザーなどのかっこいいデザインと、多くを語らずプロフェッショナルに任務を遂行する姿は世界中のファンの心を鷲掴みにした。そんなボバの魅力について金田は、「“不言実行”、“寡黙”、“孤独”、“謎多き人物”といったところがボバの魅力だと感じています。そのため、吹替する際は沈着冷静に、常に油断なく感情に流される事のない人物として演じることを心がけています」と、世界中から愛されるボバの魅力を意識して演じていることを明かしている。

そして、いまだ謎のベールに包まれている本作だが、犯罪王ジャバ・ザ・ハットが亡きタトゥイーンを舞台に、ボバ・フェットが賞金稼ぎから闇の世界の支配者にのし上がっていく姿や、『ジェダイの帰還』で死んだと思われていたボバの知られざる過去が描かれる。世界中のファンが待ち望む本作について「多くは言えないですが、ファンの皆様が充分に堪能出来る内容になっていると信じています。ただ支配者として君臨するのではなく、支配者として何を目指しどのように生きて行くのか、実に楽しみなところです」と、ボバの活躍への期待を語った。

さらに本作ではボバ・フェットの相棒として、数々の犯罪組織の仕事を引き受ける腕利きの暗殺者フェネック・シャンドが登場。フェネックはアニメーション『スター・ウォーズ:バッド・バッチ』で賞金稼ぎとして登場し、『マンダロリアン』チャプター5:ガンファイター(シーズン1 第5話)で実写初登場を果たした人気キャラクター。『マンダロリアン』に続き声優を務めるのは、映画『キャプテン・マーベル』のマリア・ランボーなど数々の映画やドラマで声優を務める花藤蓮。本作では悪人コンビのボバ・フェットフェネック・シャンドが共に行動することになるが、裏社会で生きてきた2人は果たしてどんな活躍を見せるのか?

併せてボバ役の金田とフェネック役の花藤が演じる日本語吹替版映像が解禁された。金田演じるボバの「ジャバは恐怖で支配した。俺は尊敬の心で支配する」というタトゥイーンの支配を宣言する台詞が披露され、ますます期待は高まるばかり。世界中が待ち望むボバ・フェットの知られざる一面が描かれる本作。ボバの過去に何があったのか、いまだ謎に包まれた真相がついに明かされる―。

日本版予告映像

『ボバ・フェット/The Book of Boba Fett』は12月29日(水)17時よりディズニープラスにて独占配信開始。
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