Netflixオリジナルシリーズ『金魚妻』の配信記念イベントが2月15日(火)に都内で行われ、篠原涼子、岩田剛典、安藤政信、長谷川京子が登壇した。

妻たちは、なぜ一線を超えたのか―。様々な事情と想いを抱える女性たちの禁断の不倫愛を題材に、グランドジャンプめちゃ(集英社)で連載中、累計280万部を超える黒澤Rによる大ヒット同名漫画を原作にした本作。風情ある風景が残る下町に隣接する高層タワーマンションの最上階。平賀さくら(篠原涼子)は、ある事故をきっかけに美容師としての夢を諦め、結婚。多数のサロンを手がける夫と、誰もが羨む華やかな人生を歩んでいるかと思われていたが、実は夫からのDV、そしてモラハラに苦しむ日々を送っていた。それでもサロンの共同経営者としての仕事を自分の居場所と信じ、夫から離れることが出来ないさくらは、偶然立ち寄った金魚屋で運命的な出会いを果たす。金魚鉢の中で泳ぐ“金魚”に自分を重ねるさくらと、彼女をまっすぐに見つめる春斗。やがて、夫の暴力が限界となって家から逃げ出したさくらは、春斗と一線を超えてしまう。それは刹那的な逃避なのか、それとも運命の恋なのか―。

本作で主人公・さくらを演じた篠原は「どこか芯が強いところを持った女性像を作りたいと意識して演じました。(岩田演じる)春斗と出会うことで見えなかったところを切り開いてくれた」と見どころを紹介。そんな篠原は「金魚が大好きになってしまい、今は3匹金魚がいます」と本作に出演したことで影響があったことを明かした。

劇中には同じタワーマンションに住む6人の妻たちが登場するが、特に印象的だったのは?という質問に「弁当妻です。想像を絶するというか、びっくりしました」と驚きを隠せない様子の篠原。長谷川も「私も弁当妻です。意外だし、でもコミカルな仕上がり。一視聴者として楽しい」と語ると、岩田も「弁当妻です(笑)」と明かし、さらに「藤森(慎吾)さんがぶっ飛んだキャラで。こんな愛の形もあるのかと」と印象に強く残っている様子。

また、劇中では「花火を見るところ」が気に入っているという篠原。同じシーンを演じた岩田も「僕もその花火のシーン(が印象に残っている)」と明かした。劇中ではぶつかり合うシーンもある岩田と安藤だが「酷いシーンなんですけど撮影は楽しっくさせていただきました」と笑顔の岩田。一方で安藤は「岩田くんしかできないだろうと。かっこいいと思いました」とその称賛した。

最後に篠原は「いろんな方々の目線で楽しめる作品です。こっそりと自分の秘密の楽しみ方でご覧になっていただけたら」、岩田は「初めてNetflix作品に出演させていただいて、全世界配信は未知の経験なのでどんな反響が来るのかとか、日本以外の方が見てどんな感情になるのかワクワクでいっぱいです。ぜひみなさんの生活を彩る作品の一つになっていただけたら」とメッセージを送った。

そしてここでイベントが終了するかと思いきや、岩田からサプライズで篠原に金魚をイメージした花束をプレゼント。背景には花火と金魚が映し出され、篠原は「本当にこの作品に出会えたことは私にとって贅沢だと思います。みなさんと出演することができて夢のようです。早くみなさんの反応が聞きたいです」と笑顔で語った。

【写真・文/編集部】

Netflixオリジナルシリーズ『金魚妻』はNetflixにて全世界配信中!
監督:並木道子
出演:篠原涼子、岩田剛典、安藤政信、長谷川京子、松本若菜、中村静香、瀬戸さおり、石井杏奈、眞島秀和、藤森慎吾、犬飼貴丈、久保田悠来、小林優仁、堀未央奈、峯村リエ