“涙より切ない”ベストセラー恋愛小説を映画化した『余命10年』のナチュラルな笑顔と季節感溢れる写真が解禁された。

2017年の発売以来、切なすぎる小説としてSNS等で反響が広がり続け、現在50万部を突破している「余命10年」(小坂流加著/文芸社文庫NEO刊)を、『新聞記者』、『ヤクザと家族 The Family』の藤井道人監督がメガホンをとり、映画化した本作。脚本は等身大の若者のラブストーリーを描き、多くの大ヒット感動作を世に放ってきた岡田惠和、渡邉真子が担当。数万人に一人という不治の病で、余命が10年であることを知った20歳の茉莉。彼女は生きることに執着しないよう、恋だけは決してしないと心に決めていた。しかし地元の同窓会で和人と出会い、茉莉の10年は大きく動いていく…。

今回、2月22日(火)の“世界友情の日”を記念して、茉莉と和人とタケルと沙苗の友情で結ばれたナチュラルな笑顔溢れる写真が解禁された。茉莉と和人とタケルと沙苗が海をバックに弾けんばかりの笑顔ではしゃいでいる姿を写したものや、神社にいる茉莉とタケルと沙苗を捉えた和人目線の1枚、お花見で大笑いして仲の良さが溢れ出ている茉莉と沙苗を撮影したもの、茉莉と和人の何気ない姿など、世界友情の日を記念した本作で描かれるかけがえのない絆を感じさせる瞬間を切り取ったショットが満載となっている。

約1年間という異例ともいえる長い撮影を通じて作られた本作だが、その時間が4人の距離を縮めたようで、ナチュラルで楽しい空気感で撮影が行われたこともあり、自然体で弾けるような笑顔が写真からも溢れ出ているのが印象的だ。小松は「タケル(山田)がお花見のシーンで『桜も満開、俺も満開!』って言っていて凄く笑いました。タケルの存在って4人の中でも大きかったです。アドリブとか大変だったと思うんですけど、常に笑わせてくれました」と撮影時の裏話を明かし、坂口もまた「4人でのシーンは楽しい撮影が多かったです。時間の経過を丁寧に映し出しているシーンがあって、そこではしっかりと時間の経過を4人でお芝居をしていて感じることが出来たんです。楽しく撮れましたね」と4人での撮影を回想している。

『余命10年』は2022年3月4日(金)より公開!
監督:藤井道人
出演:小松菜奈、坂口健太郎、山田裕貴、奈緒、井口理/黒木華、田中哲司、原日出子、リリー・フランキー/松重豊
配給:ワーナー・ブラザース映画
©2022映画「余命10年」製作委員会