アガサ・クリスティの傑作ミステリーを映画化した『ナイル殺人事件』のインタビュー映像と場面写真が解禁された。

“ミステリーの女王”の異名を持つアガサ・クリスティが生涯を通して書き続け、今なお全世界で愛される“名探偵ポアロ”シリーズ。時代を超越した人気シリーズの中でも、アガサ自身が“旅行物のミステリーで史上最高傑作”と称する原作「ナイルに死す」をケネス・ブラナーが監督・主演を務め映画化。共演は、『ワンダーウーマン』(17)で一躍時の人となったガル・ガドットや、『ローン・レンジャー』(13)、『君の名前で僕を呼んで』(17)のアーミー・ハマー、そして製作総指揮にはリドリー・スコットがあたるなど、ハリウッドを代表する豪華なキャスト・スタッフ陣が集結した。

今回、ケネス監督のこだわりが詰まった衣装制作の裏側を語るインタビュー映像と、ガル・ガドットが大粒のイエローダイヤモンドを身に着けたゴージャスなファッションを纏う場面写真が解禁された。本作の衣装を担当するのは、映画『レ・ミゼラブル』と映画『リリーのすべて』でアカデミー賞衣装デザイン賞を2度も受賞している衣装デザイナーのパコ・デルガド。ケネス監督が本作で描いた愛や嫉妬、男女の三角関係などの愛憎ミステリーをファッションでも表現するため、約150点もの様々なドレスなどの衣装を手作業で作り上げていった。

パコ・デルガドが衣装について「激情と情熱のミックスだ」と語るように、キャラクターの心情や情熱を衣装デザインに込めている。例えば、本作の事件の重要人物となるガル・ガドット演じる大富豪の娘リネット。誰もがうらやむ美貌と若くして巨額の富を手にし世間からの注目を集めるリネットは、夫サイモンとクルーズ船の新婚旅行に訪れる中で何者かに殺害されてしまうのだが、リネットには薄いピンク色のドレスを着せ彼女の冷静さを表現。

また、リネットの親友でサイモンの元恋人ジャクリーンには真っ赤なドレスを着せ、嫉妬やサイモンへの執着心を表し、キャラクターの特徴を捉えたデザインにした。そんなパコは「リネットのイメージは銀幕のスターだ」と語るように、リネットが着飾る華やかな薄いピンクのドレスから銀色のセクシーなドレスまで、ガルが着こなすファッションは見どころの一つ。

解禁された場面写真では殺人事件のキーアイテムとなるティファニーのイエローダイヤモンドを身に着け夫サイモンに笑顔を見せるリネットの姿や、サイモンと腕を組み幸せいっぱいなリネットの姿が収められている。リネット役を演じたガル・ガドットは「役柄の見た目と雰囲気を作り込む作業は楽しかった」と語り、個性と魅力が溢れる華やかでグラマラスな衣装の数々が、愛や嫉妬、陰謀の入り混じる極上のミステリーをより一層鮮烈に彩っている。全ての登場人物を美しく魅力的に描き出す華麗なファッションを是非劇場で堪能してほしい。

インタビュー映像

『ナイル殺人事件』は2022年2月25日(金)より全国で公開!
監督:ケネス・ブラナー
出演:ケネス・ブラナー、ガル・ガドット、アーミー・ハマー
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
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