親子の不滅の絆を描く“家族の物語”『とんび』の場面写真とキャラクター紹介動画が解禁された。

幾度途切れても必ず繋がってゆく親子の絆を描く不朽の名作、重松 清著「とんび」初の映画化。監督は多くの深遠な物語をエンターテイメントとして昇華させてきた『64 -ロクヨン-』『糸』などを手掛ける、瀬々敬久。主人公の、破天荒ながら愛すべき父・ヤス役には、『テルマエ・ロマエ』「下町ロケット」などの大ヒット作で、圧巻の表現力と存在感を放つ阿部 寛。ヤスの息子・アキラ役には、若手実力派の中でも突出した才能を発揮する『君の膵臓をたべたい』『東京リベンジャーズ』の北村匠海。新たな“とんびと鷹”で贈る、いつの世も変わることのない親子の不滅の絆を描く“家族の物語” ──。

幼い頃に母を亡くし、父・ヤス(阿部寛)に不器用ながらも男手一つで懸命に育てられ、また町のみんなからも血は繋がらなくとも“家族”のように、大きな愛情を受けたアキラ(北村匠海)。今回、彼の成長の記録ともいえる場面写真が一挙解禁された。父・ヤスや備後の町の人々、沢山の大人たちの愛情を注がれて育ち、無事に高校生となったアキラ。時に父・ヤスとぶつかり合うこともあったが、皆の優しさで立派に成長し、毎日を懸命に生きていた。そして、昭和55年。高校3年生のアキラは見事東京の大学に合格し、父のもとを離れることとなる。男手一つでがむしゃらに育てたアキラが旅立つ日の朝、父・ヤスは「一人前になるまでは二度と帰ってくるな!」と強がる一方で、どうしようもない寂しさを隠せないでいた。

解禁された場面写真では、その高校時代のアキラや、上京し、少しずつ東京という町に馴染んでゆくアキラの様子が垣間見える。さらに時は過ぎ、備後で“沢山の父と母”に育てられたアキラが、なんと父親となり、息子を温かい眼差しで見つめる姿まで映し出されている。目一杯の愛情を受け、懸命に成長したアキラは、どのような父親になっていったのか…。

圧巻の演技力で、青年時代から父親になるまでのアキラを演じた北村匠海は「“家族”という存在は、時代が変わっても変わらないものです。その形は色々あるけど、この映画で描かれている親子の話は、きっといつまでも誰かに届くとおもいます」と本作のテーマである“家族”について、また「この時代だからこそ、人と人との繋がりを伝えられる映画となっています。映画館で見て、温かい前向きな気持ちになって頂きたいし、この映画が家族に連絡をするきっかけになってくれたら嬉しいです」と、今の時代に生まれるべくして生まれた本作への熱い思いを語っている。

また、北村匠海のナレーションで、“大切な家族たち”を紹介する3種類のキャラクター紹介動画が解禁された。「息子:アキラ編」「父:ヤス編」「アキラの家族編」は、それぞれのキャラクターの魅力が、皆に育てられたアキラ目線で伝わるとても温かな映像となっている。

キャラクター紹介動画「息子:アキラ編」

キャラクター紹介動画「父:ヤス編」

キャラクター紹介動画「アキラの家族編」

『とんび』は2022年4月8日(金)より全国で公開!
監督:瀬々敬久
出演:阿部寛、北村匠海、杏、安田顕、大島優子、濱田岳、宇梶剛士、尾美としのり、吉岡睦雄、宇野祥平、木竜麻生、田中哲司、豊原功補、嶋田久作、村上淳、麿赤兒、麻生久美子/薬師丸ひろ子
配給:KADOKAWA
©2022『とんび』製作委員会