TVアニメ『サマータイムレンダ』の第2弾PVが公開された。

「潮が死んだ―――。」幼馴染・小舟潮の訃報を聞いた網代慎平は、2年ぶりに故郷である和歌山市・日都ヶ島に帰ってきた。家族や友人との再会。滞りなく行われていく葬儀。しかし、親友・菱形窓は「潮の死には不審な点があり、他殺の可能性がある」と慎平に告げる。翌日、近隣の一家が突如として全員消えてしまう事件が発生。時を同じくして、慎平はある不吉な噂を耳にする。「自分にそっくりな“影”を見た者は死ぬ。影に殺される――!」さらに、潮の妹・澪が「お姉ちゃんが亡くなる3日前に影を見た」と言いだして……!?紀淡海峡に浮かぶ夏の小さな離島で、時をかけるSFサスペンスが幕を開ける――。

今回のPVは、「“影の病”言うやっちゃ」という和歌山弁での根津の語りから始まりる。ピアノの旋律が印象的なやや不気味さのあるBGMが流れる中、物語の舞台となる和歌山市・日都ヶ島の様子が次々と映し出されていく。その後、映像が乱れると爽やかな初夏の映像と共に、主人公・慎平が故郷に帰ってくるシーンが描かれます。死んでしまった小舟潮の存在を中心に、慎平、澪、窓のセリフが挿入され、物語の雰囲気を伝える中、再び根津の語りへ。「“影の病”にかかると“影”を見るようになる。“影”を見ると死ぬ」という情報と共に、インパクトのあるシーンが展開されていく。

映像の後半では、マカロニえんぴつ「星が泳ぐ」(1stオープニングテーマ)が流れる中、畳みかけるようにキャラクターのボイスが流れていき、放送で描かれる物語への期待値を上げていく。初解禁となったひづる(CV.日笠陽子)、根津(CV.浦山迅)、窓(CV.小野賢章)、朱鷺子(CV.河瀬茉希)のキャラクターボイスが聴けるだけでなく、新公開のアニメ本編映像を使用して物語を感じることのできるPVです。

第2弾PV

放送開始の1週間前には事前特別番組の放送が決定した。アニメ制作スタジオからアフレコ現場まで、普段はなかなか見ることができない制作風景にカメラが潜入。さらには、制作スタッフやキャスト、主題歌アーティスト、舞台となる和歌山市の市役所観光課職員などのインタビューも。本作に詰まっているこだわりポイントと、舞台となる和歌山に寄り添って制作を進めている様子を、アニメ本編の放送に先駆けて伝えていく。この番組は、4月7日(木)24:00~、TOKYO MX、BS11にて放送。

TVアニメ『サマータイムレンダ』は2022年4月より放送・配信開始!
監督:渡辺歩
© 田中靖規/集英社・サマータイムレンダ製作委員会