『20歳のソウル』に出演する神尾楓珠、佐藤美咲が4月3日(日)にJR船橋駅北口デッキ広場で行われた“春の全国交通安全運動開会式”に登壇した。

千葉県船橋市立船橋高校に代々受け継がれている応援曲「市船soul」の誕生の裏側には、癌により20歳という若さで人生の幕を閉じた青年がいた。市立船橋高校吹奏楽部に所属する浅野大義(神尾楓珠)の担当はトロンボーン。活発で優しく、真っすぐな大義は、いつも周囲を明るく照らし、そして大義自身も部員たちに支えられ、顧問・高橋健一先生(佐藤浩市)に影響を受けて心身共に成長していた。市船・野球部のために応援曲の作曲に挑戦する大義は作曲の難しさに葛藤しながらも「市船soul」が誕生。いざ試合で演奏されるとたちまち得点を呼ぶ“神応援曲”と呼ばれる様になる。高校を卒業した大義は、高橋先生の様な教師を志し音楽大学へ進学、夢に向かってキャンパスライフを過ごしていたが、そんなある日、大義の身体を異変が襲う―。

本作で主演を務めた神尾楓珠と市船吹奏楽部OGであり、本作でユッコ役を演じる佐藤美咲が、映画の舞台であり撮影も行なわれた千葉県船橋市の船橋警察署と船橋東警察署の1日署長に任命され、船橋駅前で実施された「春の交通安全運動」キャンペーンに制服姿で登場、市民に交通安全を訴えた。

イベント開始前に雨が上がり、警察官の制服に身を包んで登場した神尾、佐藤。船橋警察署長から1日警察署長委嘱状を受け取り、着任の挨拶に立った神尾は背筋を伸ばして敬礼。集まった市民に向けて「本日は1日警察署長として、2つのお願いをしたいと思います」と語り、今回の交通安全運動のスローガンである「手を上げる子供はあなたを信じてる」を読み上げ、「新しい学年への期待に目を輝かせた子供たちを交通事故から守るのは、私たちの役目です。私たちは、子供たちの笑顔を守るため道路を利用する方々の命を守るため常に、交通安全意識を持つ必要があるのだと思います」と語った。

さらに2つ目のお願いとして「飲酒運転の根絶」を掲げ「交通事故を一件でも減らすためには、飲酒運転を『しない。させない。許さない。』という意識と、身近な人を不幸にさせないという強い気持ちが必要だと考えております」と真剣な表情で呼びかけた。

続いて、挨拶に立った佐藤も凛々しく敬礼し、交通安全のための「ゼブラ・ストップ」活動について説明する。「ゼブラ・ストップ」とは「ゼ:前方をよく見て横断歩道の発見」「ブ:ブレーキを使って十分減速、左右の安全確認」「ラ:ライトの早めの点灯と右側からの横断者に注意」「ストップ:確実に停止して、交通事故をストップ」という思いを込めた活動。佐藤は「先ほど、神尾署長からも『手を上げる子供はあなたを信じてる』とのスローガンがありましたが、横断者自身も、横断歩道を渡る時は、十分に左右の安全などを確認してから、横断するようにお願いいたします」と訴えた。

その後、市民に交通安全を広く訴えるべく、啓蒙品の配布が行われ、神尾、佐藤が集まった人々に色とりどりの花を渡し、交通安全への協力を呼びかけた。

【提供写真・オフィシャルレポート】

『20歳のソウル』は2022年5月27日(金)より全国で公開!
監督:秋山純
出演:神尾楓珠、尾野真千子、福本莉子、佐野晶哉(Aぇ! group/関西ジャニーズJr.)、前田航基、若林時英、佐藤美咲、宮部のぞみ、松大航也、塙宣之(ナイツ)、菅原永二、池田朱那、石崎なつみ、平泉成、石黒賢(友情出演)/高橋克典、佐藤浩市
配給:日活
©2022「20歳のソウル」製作委員会