アメリカで実際に起きた“世紀の詐欺事件”をドラマ化した『ドロップアウト~シリコンバレーを騙した女』が4月7日(木)よりディズニープラスで独占配信されるのに先駆けて、予告編とキービジュアルが解禁された。

本作は、2015年の米フォーブス誌の「女性長者番付」で首位を獲得し、黒のタートルネックをトレードマークとしていたことから“女性版スティーブ・ジョブズ”と評された実業家エリザベス・ホームズによって実際に引き起こされた一連の詐欺事件をドラマ化したオリジナルドラマシリーズ。これまであまり報道されてこなかったホームズの幼少期から現在の姿までを描き、スタンフォード大学中退からたたき上げの億万長者、そして犯罪者になるまでの彼女の転落人生をアマンダ・サイフリッドが熱演している。

主役のエリザベス・ホームズ役を演じるアマンダは、『レ・ミゼラブル』のコゼット役や『マンマ・ミーア!』のソフィ役、そして、『Mank/マンク』ではアカデミー賞候補にもなっている。本作では、エリザベス・メリウェザー(『New Girl/ダサかわ女子と三銃士』)とともに、プロデューサーも務めている。セラノス社の元COOでホームズの元交際相手のラメシュ・バルワニ役にはナヴィーン・アンドリュース(『LOST』)が演じる。他にも、ウィリアム・ホール・メイシー(『シェイムレス俺たちに恥はない』)やローリー・メトカーフ(『レディ・バード』)、ケイト・バートン(『グレイズ・アナトミー』)などハリウッドのベテラン俳優陣が集結している。

幼い頃から「何か新しい発明をして世界を変えたい」と将来の夢を語っており、熱心に勉強に励んでいたエリザベス・ホームズ(アマンダ・サイフリッド)は、名門のスタンフォード大学化学工学部を退学後、シリコンバレーに血液検査のベンチャー企業「セラノス社」を立ち上げる。セラノス社は数滴の血液でコレステロール値やがんなどを感知できる検査機器<エジソン>を開発し、安価で従来よりも早く検査結果を提供することができると謳っていた。当時は、大学中退の若い女性が創業者ということで、“史上最年少の女性ビリオネア”として全米メディアの注目の的になったが、2015年にウォール・ストリート・ジャーナルが調査報道を発表し、エジソンには正確性に重大な誤りがあることが世に知れ渡り、セラノス社は衰退することに。

今回解禁された予告編では、ホームズの栄光から失墜までを一気に映し出している。「世の中を変えたい」という純粋な思いから、<エジソン>の開発にこぎつけ、将来への可能性を見出した研究熱心な彼女が、なぜ詐欺師へと変貌を遂げてしまったのか…。そんな彼女は、シリコンバレーで投資家などに真剣に話を聞いてもらえるように意図的に低い声を使っていたと言われている。劇中でもホームズの特徴的な声の変化は描写されているが、主演のアマンダ・サイフリッドは低い声を出すことに苦労したと告白。低い声を出すために特別な呼吸方法を試したり、裁判でのホームズの宣誓証言の映像を何度も見返したことを明かしています。実業家から詐欺師への変貌と共に声が徐々に変わっていく様子に注目だ。

予告編

『ドロップアウト~シリコンバレーを騙した女』はディズニープラスのスターにて4月7日(木)より日本初独占配信!
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