東映ムビ×ステ「死神遣いの事件帖」の続編となる舞台『死神遣いの事件帖 –幽明奇譚-』の追加キャストが発表された。

【東映ムビ×ステ】第二弾として制作された「死神遣いの事件帖」の続編となる舞台『死神遣いの事件帖-幽明奇譚-』が6月に上演、映画『死神遣いの事件帖-月花奇譚-』が冬に公開される。

今回、舞台『死神遣いの事件帖 –幽明奇譚-』のキャストとティザーストーリー、そして東京・大阪での公演情報が解禁された。すでに出演情報が明かされている江戸で探偵業を営む死神遣いの主人公・久坂幻士郎役・鈴木拡樹、本作で新たに登場する死神・亞門役・小林亮太。今回はその他に出演する9人のキャストが発表された。

本作はとある歌舞伎一門で起こった殺人事件を幽霊となった幻士郎が依頼を受け、事件に巻き込まれていくというストーリー。幽霊の幻士郎のことが見える霊媒師・恐山寂蓮を演じるのは、舞台『1789~バスティーユの恋人たち~』マリー・アントワネット役や舞台「モンテ・クリスト伯~黒き将軍とカトリーヌ~」主演カトリーヌ役、TV「ノーサイドゲーム」、 映画『マスカレード・ナイト』狩野妙子役など舞台・映画・ドラマと幅広く活躍を広げている、元宝塚歌劇団 宙組トップスター・凰稀かなめ。幻士郎の父、久坂衒太夫を演じるのは神尾佑(『仮面ライダーオーズ/ OOO』 真木清人役他)。幻士郎と同じく幽霊の市村左十朗役に廣瀬智紀(映画『刀剣乱舞-継承-』鶯丸役 他)。

本作事件の一座それぞれの役を演じるのは、升屋庄吉郎役に安西慎太郎(ミュージカル『「テニスの王子様」2ndシーズン』白石蔵ノ介役 他)、市村松之助役に稲垣成弥(MANKAI STAGE『A3!』伏見臣 役 他)、市村亀吉役に飯山裕太(舞台『刀剣乱舞』ソハヤノツルキ役 他)、市村蟹造役に山川ありそ(少年社中第30回公演『リチャードⅢ世』リチャード 黒薔薇役 他)、市村鶴丸役に北村健人(ミュージカル『薄桜鬼 真改』斎藤一 篇 沖田総司役 他)、そして市村百翁役に清水宏(舞台『十二夜』フェステ役 他)が出演。

さらに舞台のティザーストーリーが初公開。幻士郎は何故黄泉の国から戻ってこれたのか…。舞台『死神遣いの事件帖-幽明奇譚-』は、前作の映画『死神遣いの事件帖-傀儡夜曲-』、そして舞台『死神遣いの事件帖-鎮魂侠曲-』と本作、映画『死神遣いの事件帖-月花奇譚-』をつなぐ物語と久坂幻士郎の死神遣いとしてのルーツにまつわる物語が展開される。探偵と死神が織りなすファンタジー時代劇。本作舞台ではある殺人事件をめぐるミステリー、そして、死神や霊界を巻き込んだ冒険活劇を届ける。

舞台ティザーストーリー

虚ろの中で幻士郎は亡き父「久坂衒太夫」の夢をみた。悪霊と戦う衒太夫。そして、衒太夫は…幻士郎に想いを託して死んで行く…。目を醒ますと幻士郎は見知らぬ世界にいた。果ての無いその世界を、幻士郎は船で漂っている。幻士郎はお藤を救うためにすべての命を使い、水野を倒したはずだった。それなのにどうして…。そんな中、どこからともなく声が聞こえる。「君はまだ死んじゃいない…」困惑の中、光に飲み込まれる幻士郎。次の瞬間…幻士郎は町の中にいた。すぐに、自分が誰にも見えない存在、つまり「幽霊」になっていることに気がつくのであった。そんな中で幽霊の幻士郎は、世の中では“インチキ霊媒師”と呼ばれている幻士郎ら幽霊たちと話せる「恐山寂蓮」、幻士郎と同じく幽霊である「市村左十朗」、その左十朗を追って現れた死神「亞門」と出会い、幻士郎はとある歌舞伎一座の殺人事件に巻き込まれることになる。そして、ひょんなことから、亞門とコンビを組むことになり、“幽霊探偵”として、事件の捜査に乗り出すのであった。

舞台『死神遣いの事件帖 –幽明奇譚-』は2022年6月9日(木)~19日(日)に東京・ヒューリックホール東京、6月23日(木)~26日(日)に大阪・梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティで上演!
脚本・演出:毛利亘宏(少年社中)
出演:鈴木拡樹、小林亮太
廣瀬智紀、安西慎太郎、稲垣成弥
飯山裕太、山川ありそ、北村健人
清水宏/神尾佑/凰稀かなめ
映画『死神遣いの事件帖 –月花奇譚-』は2022年冬に公開!
監督:柴﨑貴行
出演:鈴木拡樹、安井謙太郎、小林亮太 ほか
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