『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』の声優お披露目イベントが4月18日(月)に都内で行われ、三上哲、松下奈緒、鬼頭明里が登壇した。

公開当時、全世界歴代興行収入No.1を記録し、世界中に衝撃と感動を巻き起こした『アベンジャーズ/エンドゲーム』(19)をはじめ、破格のメガヒット超大作によって次々とエンターテイメント史を塗り替えてきたマーベル・スタジオ最新作は、大ヒットを記録した『スパイダーマン:ノーウェイ・ホーム』のその後を描く、マーベル史上最も予測不能で壮大な戦いを描いたファンタジック・アクション超大作『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』。

イベントには、シリーズを通してストレンジの吹替声優を務める三上哲、クリスティーン役として1作目からの続投となる松下奈緒、新キャラクターのアメリカ・チャべス役の鬼頭明里が登壇した。

話せないことが多いという本作に、言葉を選びつつも「『アベンジャーズ』がどういう方向に向かっていくのかワクワクしています」と今後の展開に期待を寄せた三上。一方で松下は「ストレンジのよき理解者でありたい」と本作でのアフレコ時に思いを語った。

本作でのストレンジとクリスティーンの関係性について「一番楽しみにしていたのはストレンジとの関係性」と振り返る松下。さらに三上は「言えないことだらけ」と言いつつ、「今回はマルチバースということで、何でもありっちゃ何でもあり(笑)物語の広がりの可能性があって、うまい具合にストーリーと絡めて、いろんなストレンジが出てきますよね、予告で。あと…それはやめておきましょう(笑)」と気になるところで口を滑らせないように話すことをやめる場面も。

今回、マーベル・スタジオ作品の吹替に初参加となった鬼頭は「光栄すぎてうれしい限り。想像を超えて、うれしすぎて、マルチバースの世界に来たのかなというくらいの気持ち。精一杯やらせていただきました」と喜びを表現した。

また、作品の内容にちなんで“魔術を使えたら?”という質問に「空間を移動した。南の島でのんびりして、仕事の時だけ戻ってきたい」と答えた三上。松下も「瞬間移動は使ってみたい」と共感している様子だった。そんな中で鬼頭は「変身能力で本物のアベンジャーズになってみたい」と言い、具体的には「キャプテン・アメリカ好きなので、キャプテン・アメリカになってみたい」と明かした。

劇中にはマルチバースとしてさまざまなストレンジが出てくるが、“もし別世界に自分がいるとしたら?”という質問に「ストレンジでいて欲しい…でも戦たくないな。ストレンジっぽくいたい」「敵は出て欲しくない」と想像を膨らませる三上。松下は「スーパーヒーローになりたい」と即答し、「現実世界ではかなわないので。別世界でも私が存在するなら、『すごいじゃん松下さん』みたいなヒーローになりたい」と語った。一方で鬼頭は「絵を描くのが好きなので、絵をかきながらスーパーヒーローになっていたら」と改めて“スーパーヒーロー”への思いを語った。

また、終盤では“知られざるもう一人の自分、意外な一面”をフリップで回答。三上は「草野球でピッチャー」、松下は「せっかち」と書き「歩くのも早かったり、撮影が終わって帰る準備も早い。時間にけじめよく、後で好きなことをしようと」と明かし、「私は割とマイペース」という鬼頭は、ラーメン屋でバイトをしていました」と言い、「まかないのラーメン目当てでバイトしてた」とと明かした。

最後に鬼頭は「壮大過ぎるお話が待っています。アメリカ・チャベスも活躍しているので、よろしくお願いします」、松下は「(自身が演じる)クリスティーンとしては、ストレンジとクリスティーンのことを楽しみにしてほしい。ぜひ劇場の大きなスクリーンで一体となって体感していただける作品」、三上は「吹替だと情報量が多いので、吹替で見ていただいて、その後字幕で見ていただくとより分かりやすいのかなと思います」と本作をアピールした。

【写真・文/編集部】

『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』は2022年5月4日(水・祝)より公開!
監督:サム・ライミ
出演:ベネディクト・カンバーバッチ、エリザベス・オルセン、ベネディクト・ウォン、レイチェル・マクアダムス、キウェテル・イジョフォー、ソーチー・ゴメス
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
©Marvel Studios 2022