アニメ『薔薇王の葬列』第20話「The light is overhead.」のあらすじと場面カットが公開された。

中世イングランド。ヨーク家とランカスター家が王位争奪を繰り返す薔薇戦争時代。ヨーク家の三男として生まれたリチャードは、母からは「悪魔の子」と疎まれる一方、同じ名を持つ父からは真っ直ぐな愛情を受けて育っていた。リチャードの願いは、この世の光である父・ヨーク公爵が王位に就くこと。だがリチャードの純粋な願いは、イングランドに戦乱の嵐を招くことになる。さらにリチャードは、男女二つの性を持って生まれたという秘密があった。誰にも明かせぬ秘密を胸に秘めたまま、リチャードもまた戦いの渦中に巻き込まれていく。そこで待つのは愛の温もり、絶望の痛み。痛ましくも美しい邂逅と別離が、「悪」への道へとリチャードを誘っていく――。

今回、5月29日(日)より放送される第20話「The light is overhead.」のあらすじと場面カットが公開された。

第20話「The light is overhead.」

リチャードは正統な王ではないという噂が流れていた。この噂は、ロンドン塔に幽閉された先王の息子・エドワード五世とその弟の脱走事件を招く。ヨークでの戴冠式を控え体調不良に悩まされるリチャード。投獄中の魔女ジェーンの診察により、ある可能性が示唆される。その結果を胸にリチャードはバッキンガムの城を訪れる。そこでバッキンガムはリチャードへの愛を募らせ、思わぬ行動に出る。「俺はあんたが側にいると、冷静でいられない」
【スタッフ】
脚本:内田裕基/絵コンテ・演出:石山タカ明/総作画監督:小森篤、前田ゆり子/作画監督:香田知樹、山本雅章、彭佩琦、都築裕佳子、山中いづみ、スタジオギガ

アニメ『薔薇王の葬列』はTOKYO MXほかで放送中!
監督:鈴木健太郎
声の出演:斎賀みつき、緑川光、速水奨、鳥海浩輔、内匠靖明、三上哲、日野聡、大原さやか、天﨑滉平、大塚芳忠
©菅野文(秋田書店)/薔薇王の葬列製作委員会