エキサイティングでポップなクライム・エンターテイメント『グッバイ・クルエル・ワールド』の場面写真が解禁された。

⻄島秀俊、斎藤工、玉城ティナ、宮川大輔、三浦友和が演じるのは、全員互いに素性を明かさない強盗組織の一員。彼らは、ラブホテルで秘密裏に行われていたヤクザ組織の資金洗浄現場を狙い、大金強奪の大仕事に成功。それぞれの生活に戻るメンバーだったが、ヤクザ組織に追われる日々が始まる。宮沢氷魚演じるラブホテル従業員、大森南朋演じる刑事たちを巻き込み、大波乱の物語が幕を開ける。監督・大森立嗣×脚本・高田亮がオリジナルで描く豪華俳優陣によるエキサイティングでポップなクライム・エンターテインメント。

一夜限りの強盗団として集まったのは、西島秀俊演じる足を洗った元ヤクザの安西、斎藤工演じるどこの組織にも属さない凶暴な男・萩原、三浦友和演じる元議員秘書で金持ちたちの転落を企てる浜田。互いに素性も知らない彼らが向かうのは、寂れたラブホテル。ヤクザ組織の資金洗浄現場を“たたく”のだ。仕事は大成功し、彼らは大金を分け合い、それぞれの人生へと帰っていく──はずだったが、鶴見辰吾演じるヤクザ組織のオガタが大森南朋演じる刑事・蜂谷を雇って本気の捜査を開始する。

元ヤクザの安西は、家族とやり直す為に金が必要だと思い、強盗計画に参加。その発想がすでにクズ。その後、なんとか立て直そうとするが、元舎弟(奥野瑛太)に足を引っ張られ、ズルズル深みにハマっていくクズ。萩原は、一匹狼の半グレヤバ男。自分の欲望の為には躊躇なく暴力をふるい、顔までタトゥー。感情はどこに置いてきた?というほどの冷酷なクズ。元議員秘書の浜田は、過去の恨みや世の中への不満から、権力者の転落を画策するも、自分の手は汚さない。若い手下を従えて、考えることもやり方も全てが卑怯なクズジジイ。

刑事の蜂谷は、ヤクザに弱みを握られて、刑事でありながら悪魔に魂を売った。強盗団にたたかれたヤクザのために、犯人に迫り主人公を脅かす有能なクズ。ヤクザ組織のオガタは、そもそも組織の大金を盗まれてしまう間抜けなクズ。上には頭が上がらないが下には厳しい、刑事の蜂谷にも強気に振る舞う凶暴なクズ。

蜂谷の捜査により、たちまちラブホテルの従業員(宮沢氷魚)が、強盗団の一人であるもぐりの風俗嬢(玉城ティナ)に情報をリークしたと突き止める。二人はヤクザ組織のトップ(奥田瑛二)から、「仲間全員ぶっ殺してみろ!」と命じられる。妻(片岡礼子)と幼い娘とやり直そうとしていた安西は、反撃に出るため最後にして最大のヤマに賭けるのだが──。仲間割れする強盗団、迫り来るヤクザ、敵なのか味方なのかダークな刑事。日本を代表する豪華俳優陣が集結し、観るものを狂乱の世界へと誘う。

『グッバイ・クルエル・ワールド』は2022年9月9日(金)より全国で公開!
監督:大森立嗣
出演:西島秀俊、斎藤工、宮沢氷魚、玉城ティナ、宮川大輔、大森南朋/三浦友和、奥野瑛太、片岡礼子、螢、雪次朗、モロ師岡、前田旺志郎、若林時英、青木柚/奥田瑛二、鶴見辰吾
配給:ハピネットファントム・スタジオ
©2022『グッバイ・クルエル・ワールド』製作委員会