伊藤沙莉×竹野内豊が共演の異色エンタメ映画『探偵マリコの生涯で一番悲惨な日』がベルギー・ブリュッセルで開催されるブリュッセル国際ファンタスティック映画祭に出品されることが決定し、併せて海外ビジュアルが解禁された。

新宿ゴールデン街、三番街にある小さなバー「カールモール」のカウンターに立つ女マリコ(伊藤沙莉)。日々バーテンとして常連の相手をしているが、実はもう一つの顔を持っていた。それは探偵稼業。 ある日とある組織から「歌舞伎町に紛れ込んだ宇宙人を探してくれ」という依頼をうけ、恋人の自称忍者MASAYA(竹野内豊)の協力のもと、宇宙人に迫っていくのだが…。主演は伊藤沙莉、その恋人役に竹野内豊。ほかに、北村有起哉、宇野祥平、久保史緒里(乃木坂46)、松浦祐也、高野洸らが共演。主題歌はDa-iCEの「ハイボールブギ」。次々と巻き起こる予測不能な出来事、それぞれのストーリーが複雑に絡み合いやがて1本の線として繋がり、オフビートな笑いと感動の涙を巻き起こす異色エンタメが誕生する。

今回、本作が出品されることが決定したブリュッセル国際ファンタスティック映画祭(BIFFF)は、ベルギーのブリュッセルで1983年から開催されているファンタジー、スリラー、SF作品を対象とする国際映画祭で、40回目を迎える今年は8月29日から9月10日[現地時間]に開催される。本作は9月8日[現地時間]に上映される。シッチェス・カタロニア国際映画祭、ポルト国際映画祭と並び、世界三大ファンタスティック映画祭の一つ。本作は『LIFE OF MARIKO IN KABUKICHO』の英語タイトルにて、主要部門であるホワイト・レイヴン・コンペティション(White Raven Competition)部門に正式出品される。

また、出品にあたり、伊藤沙莉、竹野内豊、内田英治監督、片山慎三監督からの喜びのコメントが到着した。

伊藤沙莉 コメント

海外の映画祭に人生で初めて行かせていただいたのが
内田英治監督の作品「獣道」でした。
なので今回の出品は
私自身すごく感慨深いものとなっております。
ポップでダークな、滑稽で切ない世界観を
海外の皆様にも楽しんで頂けたら嬉しいです!

竹野内豊 コメント

ブリュッセル国際ファンタスティック映画祭に正式出品されるとの事で、これはスタッフ、キャスト一同にとって大変喜ばしいニュースです。
内田監督と片山監督は、海外生活のご経験があるからこそ、一つの国の枠に捉われる事なく、独特な視点と感性で新宿の街を映し出すのではないかと勝手に想像が膨らみます。
海外の方々がこの映画を観た時、どの様な反応があるのかとても興味深いです。

内田英治(監督)コメント

ブリュッセル国際ファンタスティック映画祭での上映ありがとうございます。いわゆるファンタ映画への愛が強く、今回の上映はとても嬉しいです。本作は、なんでもありのごった煮映画を片山監督と撮りました。海外のお客さんの反応が楽しみです!

片山慎三(監督)コメント

ブリュッセル国際ファンタスティック映画祭で選ばれ光栄に思います。
この映画がどう受け止められるのか楽しみでなりません。
気軽に観ていただけると幸いです。

『探偵マリコの生涯で一番悲惨な日』は2023年にテアトル新宿ほか全国で公開!
監督:内田英治、片山慎三
出演:伊藤沙莉、北村有起哉、宇野祥平、久保史緒里(乃木坂46)、松浦祐也、高野洸、中原果南、島田桃依、伊島空、黒石高大、真宮葉月、阿部顕嵐、鈴木聖奈、石田佳央、竹野内豊
配給:東映ビデオ
©2023「探偵マリコの生涯で一番悲惨な日」製作委員会