『犬も食わねどチャーリーは笑う』の完成披露舞台挨拶が8月29日(月)にTOHOシネマズ六本木ヒルズで行われ、香取慎吾、岸井ゆきの、井之脇海、的場浩司、余貴美子、市井昌秀監督が登壇した。

香取慎吾が『凪待ち』以来3年ぶりに主演を務め、岸井ゆきのがヒロインとして共演、市井昌秀が監督・オリジナル脚本を手掛ける本作。結婚4年目を迎える田村裕次郎(香取慎吾)と日和(岸井ゆきの)。表向きは仲良し夫婦の2人の間に生まれた綻びが、過激なSNS「旦那デスノート」の存在によって引くに引けない夫婦ゲンカに発展。散りばめられたジョークや登場人物たちのやり取りにニヤリとしながら、どこか“怖さ”を感じずにはいられない。

本作では、平凡で情けなくてダメな夫を演じる香取だが「香取慎吾、すごくいい男なんです。演じながら納得がいかなかったり。共感できないですね」と笑いを誘いつつ、自身の役どころを振り返った香取は「『何やってるの?』と思いながら」と撮影を振り返った。また、香取が演じる役については「監督自身を描いた作品でもあるんです。監督に対して『本当ダメだな』って言ってるみたいになって、いつも監督が『本当すいませんでした』って謝ってくれる」と明かし、笑いを誘った。

劇中には監督の口癖も入っているようで、撮影中には実際にその口癖を目の当たりにすることもあったようで、岸井は「“これだ!”と驚きました」と明かした。そんな岸井は、本作で初共演となった香取について「見てきたままの香取さんがいらっしゃいました」と明かし、「圧倒的な“香取慎吾”っていう、揺るがないものを感じました」と、語った。

本作の内容にちなんで“愚痴はありますか?”と聞かれると「愚痴ないな…すごい優しいいい子なので」と笑いを誘う香取だが、「『あー、草彅くん!』って言われます。大丈夫なんですけど、愚痴っていう愚痴ではないんですけど(笑)よくあるんです」と言い、「でも吾郎ちゃんって言われたことは一度もない」と明かすと笑いに包まれた。

最後に香取は「映画に出演させていただいて、舞台挨拶で劇場にたくさんの方が足を運んでくださって本当に幸せです。コロナ禍が始まったころに、僕はエンターテインメントの世界でしか生きてきていないはずなのにエンターテインメントって何だろうと考えさせられたりして。そこからみんなで少しずつ前に進んで、こんなに大きな劇場で舞台挨拶ができて。公開されたらたくさんの人が足を運んでくれると思うと嬉しいです。今はスマホ一つで何でも見れる時代だけど、こんなに大きな画面で映画を見れる場所は映画館しかないと思うから、ぜひ劇場に足を運んで、好きな映画になってくれたら嬉しいです」とメッセージを送った。

【写真・文/編集部】

『犬も食わねどチャーリーは笑う』は2022年9月23日(金・祝)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国で公開!
監督・脚本:市井昌秀
出演:香取慎吾、岸井ゆきの、井之脇海、中田青渚、小篠恵奈、松岡依都美、田村健太郎、森下能幸/的場浩司、眞島秀和、徳永えり、峯村リエ、菊地亜美、有田あん、瑛蓮/きたろう
配給:キノフィルムズ/木下グループ
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