『死神さん2』配信記念イベントに田中圭・山本舞香・堤幸彦監督

Huluオリジナル『死神さん2』の配信記念イベントが9月10日（土）に都内で行われ、田中圭、山本舞香、堤幸彦監督が登壇した。

「死神」と呼ばれ警視庁で最も疎まれ嫌われている再捜査専門の刑事・儀藤堅忍（田中圭）が、事件ごとに代わる相棒とともに、闇に葬られた真相をあぶり出していく1話完結型刑事ドラマの本作。警察組織が掘り返されたくない事件の証言と証拠を徹底的に洗い直して、事件を180度転換させ、真犯人を検挙していくため、彼の相棒になる者も組織から疎まれ、出世の道を閉ざされることに…。こういった背景から組織内では「死神」と呼ばれ、誰からも愛されず、誰とも群れない儀藤は相棒を常に変えながら「逃げ得は許しません」を決めセリフに、闇に葬られた真相をあぶり出していく。本作では儀藤の2代目パシリ小刀祢葵を山本舞香が演じる。さらに儀藤の相棒役として、吉田鋼太郎、奈緒、小関裕太、松本若菜、大友康平の豪華キャスト陣が集結した。

シーズン1が終わる前から続編を熱望していた田中は「シーズン2が公開される前からシーズン3を熱望しているといってもいいです（笑）毎回そうなっちゃう」と笑いつつ「1の時にもっとこうすればよかったなというのがあって、今回すごい楽しみで、楽しみすぎたところが若干あった」と明かした。また「1の時よりもノリがポップになっているところもあるので見やすいドラマ」とアピールした。

キャラクターについては「だいぶパワーアップしちゃった」と言う田中は「1の時のほうがきつかった」と明かした。これに堤監督は「いろんなところで儀藤化してる。自分のものにしているっていうこと」と称賛した。一方で、「意識したところは特にない」と言う山本は「小刀祢と山本が半分半分」という役作りを行ったことを明かした。

オフショット

撮影中のオフショットが投影されると、田中と山本の2ショット写真に「急に田中さんがこういうポーズをしだして、それは何ですか？ってスタッフさんみんな言ってた」と明かす山本に、田中は「ビーム的なあれでしょ？ビームです」と照れ笑いを浮かべ、「儀藤の扮装をしていますし、こうするのものなと思って儀藤っぽいピースに」とポーズの説明をした。

イベントでは、吉田鋼太郎、奈緒、小関裕太、松本若菜、大友康平からメッセージ映像が到着。共演者との撮影について「楽しかったです、儀藤というキャラクターで絡める。台本がある中で自由というか、無茶なことをしている2人ということで」と振り返った田中。そんな暑い中で行われた撮影について、田中は「外では全部日陰にしてくれて、だから乗り切れた」と堤監督の配慮に感謝の気持ちを口にした。

小関からは撮影中のエピソードが披露され、セミが田中の胸元に止まったものの、慌てることなく役柄に徹して対処した田中に「あの時のプロさは、自分自身の糧になる」と敬意を表したが、これに田中は「そんなに感動してたんですね」と振り返る田中だが、堤監督は「なかなかないことだよ」と驚いている様子だった。

クセモノ刑事にちなんで“クセ”を聞かれると、田中は「『死神さん2』の現場だから許されたんだけど寝癖を直さないクセがあるんです。直すにも時間がかかるから、『死神さん』はカツラなので気にしなくていいので楽でした」と明かした。

最後に山本は「くすっと笑えるシーンもありますし、ドキドキするシーンもあります」、田中は「何度も見たくなる、何回でも見れるドラマです。スルメドラマと言いますか。シーズン1、シーズン2どちらも行き来をすると、それぞれの違いだったり、変わっているところもあります。『死神さん』という世界を何度でも楽しんでいただきたいです。『死神さん2』が受け入れられるか受け入れられないかで、『死神さん3』があるかどうかが変わってくるので（笑）」とメッセージを送った。

【写真・文／編集部】