『“それ”がいる森』の公開前夜祭が9月29日(木)に丸の内ピカデリーで行われ、相葉雅紀、松本穂香、上原剣心、江口のりこ、中田秀夫監督が登壇した。

本作は、 主演・相葉雅紀演じる田舎で農家を営む・田中淳一たちが、得体の知れない“それ”に遭遇するという未知の恐怖を描いた物語。監督を務めるのは、ジャパニーズ・ホラーの代名詞であり、ハリウッドでリメイクもされた不朽の名作『リング』、2000年代興行収入NO.1ヒットホラー映画『事故物件 恐い間取り』など、数々のヒット作を生み出してきたジャパニーズ・ホラー界の名匠・中田秀夫監督。本穂香、上原剣心(ジャニーズJr.)、江口のりこらが出演する。

森をイメージしたセットに登壇したキャスト・監督。イベントでは、作品の内容にちなんで、主演・相葉の“未知の一面”を聞かれると「まだ発見できてないかもしれない」と笑う松本は「いい意味でイメージが変わらない。カメラが回っていない時でもすごい優しくて。いつも元気で。お忙しいはずなのに全然そういうところを見せない。みんなが思っている以上に素敵な方」と称賛、江口も「そのままですよね、お茶目でおおらかで」とイメージ通りだという2人。

そんな一方で上原は「相葉さんと向かい合って食事をするシーンがあるんですけど、細いから食べるのが遅いイメージがあったんですけど思った以上に早くて早食いだなと思いました」と食事のスピードで“未知の一面”があったという。このシーンについて中田監督からは「セリフを言わなきゃいけないからそれに合わせて…」と説明されると「それでも早いんです!」と返す上原、これには相葉から「監督に歯向かわない、歯向かわない」と優しくフォローする場面もあった。

中田監督はセットの準備に待ち時間がかかることもあったといい、「相葉くんが銅像のように本を読んでるのを目撃した。意外というか、何を読んでるんだろうと聞きたくなった」と明かすと、「移動中は本を読むことが多いです。3時間あると見ちゃうかな」と長い待ち時間の過ごし方を明かしt。

相葉からは上原について「剣心が稽古をするということで参加して。撮影の中盤で意外な質問をされて。お芝居の事を聞いてくるのかなと思ったら、『相葉くん、僕運動会行けますかね?』って聞いてきたんです。行けた?」と“意外な”質問があったことを明かした。

また、周りに引かれる恐怖体験を聞かれると「お酒の量が分からない」と答えた松本は「どこまで飲んだらダメになってしまうのかが分からないままいってしまう。果てに後悔する」と明かし、相葉からは「周りに誰かいればね」とフォローする場面もあった。

さらに、「この映画をきっかけに『貞子』を見たんです。余裕だろと思って見たら夜寝れなくなりました」と明かした上原は「怖くて、頭から離れなくて寝れませんでした」と後悔があったといい、相葉は「なるなる、怖いもん」と共感している様子だった。

最後に相葉は「ビビってますか?全然大丈夫?大丈夫です。ホラーエンターテインメントなので、怖くて楽しいので。隣の人の袖を借りて見ていただければ楽しめると思う」と笑いを誘いつつ本作をアピールした。

【写真・文/編集部】

『“それ”がいる森』は2022年9月30日(金)より全国で公開!
監督:中田秀夫
出演:相葉雅紀、松本穂香、上原剣心、江口のりこ、眞島秀和、宇野祥平、松浦祐也、酒向芳、野間口徹/小日向文世
配給:松竹
©2022「“それ”がいる森」製作委員会