ティム・バートンが監督・製作総指揮を務めるNetflix シリーズ『ウェンズデー』の特別映像が解禁された。

本作は、コミックから派生し映画・アニメ・TV ドラマ・ミュージカル化もされてきた世界的人気作「アダムス・ファミリー」に登場する、長女“ウェンズデー”を主人公に迎えた異色の推理ミステリー。ファンの中でも大人気キャラのひとりで、冷酷・陰湿・無口・危険・皮肉屋…と彼女を説明する表現はブラックさ満載、性格には難ありだが非常に優秀で圧倒的カリスマ性を誇る“ウェンズデー”。

今回、そんな彼女の“ブラックな魅力”をティム・バートンや、ウェンズデー役のジェナ・オルテガらが、本編映像を交えつつ語り尽くす特別映像が解禁された。原作の「アダムス・ファミリー」は、不幸な事や邪悪な事、忌まわしい物、不気味な物が大好きなお化け一家が繰り広げるホラーコメディ。そして本作は、ティーンになったウェンズデーを主人公に、彼女が学生生活に奮闘しながら、自分の一族にまつわる殺人ミステリーに巻き込まれていく姿を描くドラマシリーズ。映像では、問題行動を起こして退学になった末に、のけ者たちが集まるネヴァーモア学園へと転校するが、そこでもなお強烈な個性を発揮して周囲を翻弄する、ウェンズデーらしい姿が映し出されていく。

ティム・バートンが「彼女は典型的なはみ出し者だ。白か黒で物事を判断する。主に黒だ」と解説し、これを証明するかのように劇中で彼女は「あなたを見ると、ロープ、シャベル、穴の絵文字が浮かぶ」「私は頑固で偏執的だけど、これは大作家と連続殺人犯の特徴よ」「誕生日は嫌いよ。冷たい死の抱擁に1年近づくから」と、インパクト絶大な言葉を容赦なく周囲に浴びせており、成長しても、誰もが知る“ウェンズデーらしさ”は健在…どころか、さらにヒドくなっているフシすらあることがわかる。

さらに映像では、ウェンズデーを演じる新星ジェナ・オルテガのハマり役っぷりについても言及。マイルズ・ミラー（ショーランナー／製作総指揮／脚本）は「ジェナを見てすぐ決めた」と明かす。ウェンズデーの母モーティシア役のキャサリン・ゼタ＝ジョーンズは、「ジェナは真面目な顔で冗談を言う」と語り、ジェナ本人も「子供のころ、映画を見てウェンズデーと比べられた」と、実は元々“ウェンズデー”的な要素を持っていた様子。映像には、フェンシングやチェロのレッスンを受け、普段から歩き方すら意識するなど、ウェンズデーとのシンクロを意識した様子も収められており、その甲斐あってか巨匠ティム・バートンをして「彼女は無音映画の俳優のように言葉を使わずに伝える。ジェナがいて幸運だった。あの役は彼女しかいない」と断言させるほどのハマりっぷりだったようだ。

本作には、家族を愛し陽気な性格だが不謹慎で悪趣味な男、ファミリーの家長ゴメズ（ルイス・ガスマン）や、魔女の家系に育ち、常に冷静沈着なアダムス家の母親モーティシア、ウェンズデーの弟で彼女によくイジメられるパグズリー（アイザック・オルドネス）、ゴメズの幼馴染で意思を持つ“手”のハンドなど、おなじみのキャラクターたちももちろん登場。そして、なんといっても映画「アダムス・ファミリー」シリーズでウェンズデー役を演じ一躍人気者となったクリスティーナ・リッチもマリリン・ソーンヒルという謎に包まれた役で出演する。『シザーハンズ』、『チャーリーとチョコレート工場』、「アリス・イン・ワンダーランド」シリーズ、『フランケンウィニー』など数々の名作を生み出してきた鬼才ティム・バートンが新たに手掛ける、異色中の異色キャラクター“ウェンズデー”のカリスマ的活躍に期待が高まる。

特別映像

Netflixシリーズ『ウェンズデー』は11月23日（水）より独占配信
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