佐藤正午の描く感涙のベストセラー小説を廣木隆一監督が実写映画化した『月の満ち欠け』の劇中曲であるジョン・レノン「Woman」を使用したミュージックトレイラー、大泉洋&柴咲コウが演じた小山内夫婦の特別ビジュアルが解禁された。

現代を生きる、愛する妻子を亡くした男性・小山内と、27年前にある女性と許されざる恋をした男性・三角。無関係だった彼らの人生が、“瑠璃”という名の女性の存在で交錯する。これは、「愛する人にもう一度めぐり会いたい」という願いが起こした”奇跡”が紡ぐ、数奇で壮大なラブストーリー。主人公・小山内堅には大泉洋。小山内の娘と同じ名前を持つ謎の女性・正木瑠璃には有村架純。正木瑠璃と許されざる恋に落ちる大学生・三角哲彦には、ソロでの映画出演は初となるSnow Manの目黒蓮。そして、小山内の妻・小山内梢には柴咲コウ。監督は廣木隆一。

本作の劇中曲として使用されているジョン・レノン「Woman」。解禁された映像は何者かがポータブルカセットプレーヤーの再生ボタンを押すところから始まる。音楽が流れ出し、小山内堅(大泉洋)をはじめとする登場人物たちの笑顔や物憂げな表情など、印象的なシーンが次々と映し出される。そして、小山内夫婦の結婚式や出産、あるいは瑠璃と哲彦カップルの運命的な出会いなど、数々の特別な瞬間が散りばめられている。それぞれの涙の先にはどのような愛の結末が待ち受けているのか―。このミュージックトレイラーは、10月14日(金)から松竹マルチプレックスシアターズが運営する映画館の幕間で上映される。

プロデューサーの1人が劇中の三角(目黒蓮)と同じく1980年に大学生で、ジョンの暗殺当日にラジオで一日中ジョンの曲が流れていたという。その記憶とアイデアを基に、ジョンの普遍的なラブソングでもある「Woman」を通じて、この時代を象徴的に想起してもらえるのではないかと考え、本楽曲が使用された。原作では1982年だった設定を脚本作りの段階であえて1980年に前倒し、1980年に起こる小山内夫妻の結婚と正木瑠璃と三角の出会いをよりドラマチックなものとして描き出した。

劇中曲「Woman」ミュージックトレイラー

『月の満ち欠け』は2022年12月2日(金)より公開!
監督:廣木隆一
出演:大泉洋、有村架純、目黒蓮(Snow Man)、伊藤沙莉/田中圭、柴咲コウ、菊池日菜子、小山紗愛、阿部久令亜、尾杉麻友・寛一郎、波岡一喜、安藤玉恵、丘みつ子
配給:松竹
©2022「月の満ち欠け」製作委員会