橋本環奈主演の超刺激的ループ型ホラー『カラダ探し』の九州ロケ撮影秘話とオフショットが公開された。

原作は、小説投稿サイト「エブリスタ」で人気No.1の携帯小説として話題となり、2014年には村瀬克俊による漫画版が漫画誌アプリ「少年ジャンプ+」(集英社)で連載。橋本環奈演じる主人公の女子高生・明日香の生活は、ある日学校にいるはずのない幼い少女から「ワタシのカラダ、探して」と不気味な言葉を言われた日から一変してしまう。その日深夜0時を迎えた瞬間、気付くと明日香はクラスメイト5人と共に深夜の学校に。その後突如全身が血で染まった少女“赤い人”が現れ、全員を次々に殺していく…。そしてその日から、6人は同じ日を繰り返すこととなるのだった。明日を迎える唯一の方法は、校内に隠された、とある少女のバラバラにされた”カラダ”をすべて見つけ出すこと―。

10月14日(金)に公開を迎えた本作『カラダ探し』は、10代~20代を中心に驚異的な口コミが後押しし、公開3日間で興行収入2億円を突破。本年度ホラー映画No.1のオープニングを記録し、週末動員ランキングで2週連続実写映画No.1を獲得する大ヒットを遂げている。中でも九州地区の初週土日の動員比率が13.7%と通常よりも高く、そして続く2週目の土日には14.77%に上昇するなど、直近のワーナー・ブラザース映画配給作品の九州地区の平均動員対比で高く、主演・橋本環奈の出身地(福岡県福岡市)であることはもちろん、本作が北九州市文化大使も務める羽住英一郎監督によって、約1か月半に渡るオール北九州ロケを敢行したことでヒットにつながった。

そして今回、主人公・明日香たち6人が、深夜0時に繰り広げる‟カラダ探し”の舞台となった学校、福岡県北九州市小倉北区にある西南女学院中学校・高等学校での撮影秘話や、オール北九州ロケ撮影の様子と撮影中に固い絆で結ばれたキャストたちによる学校でのオフショットが公開。劇中では、教室や校庭など普段慣れ親しんだはずの場所である学校が夜の闇に包まれ不気味な雰囲気を醸し出しているが、オフショットでは仲睦まじい様子がうかがえる。

舞台の学校の選定について羽住監督は「メインの学校撮影は、実際に学生が通っている新校舎と、ちょうどあまり使用されていない旧校舎がありまして、教室や廊下のシーンを撮影しました。新校舎の方でも、空いた時間帯や休みの日に美術室や図書室等をお借りしました。幾つか礼拝堂をいくつか探してきた中で、この校内にあった礼拝堂がとても良く、スケジュールも便宜を図ってもらえたため、コンパクトに短い期間で撮影することが出来て本当に良かったです」とコメント。また撮影中のキャストたちの様子は「本当によく6人で一緒にいました。撮影の待ち時間や本人の撮影の日ではない時でも、いつも現場に来ていて、6人で一緒に居るのが当たり前みたいに仲良くしていましたね」と振り返る。

さらに北九州ロケについて橋本環奈は「北九州ロケの想い出は、撮影の合間の時間に6人で回転寿司、資さんうどんや、撮影の前に焼きカレーを食べたりしました。当初は在校生に知られないように、黒の暗幕をしながら撮影をしていました。自分たちが通う学校に暗幕があったら、逆に怪しすぎますよね(笑)でもある日、眞栄田さん、山本さんが休憩中に、生徒たちとばったり会ってしまって。結局、生徒の皆さんにご挨拶をして、皆さんに黄色い歓声で盛り上がってくれました(笑)」とコメントし、続けて眞栄田郷敦は「実はバスケットシーンの練習中に、ガラス窓を割ってしまって。そのお詫びに、1~2日で新しくなった窓ガラスにサインをさせて頂きました」と撮影中のエピソードを披露。

北九州に向けてのメッセージとして眞栄田は「みどころがたくさんある映画ですが、クライマックスのアクションシーンは撮影も終盤で疲れている中、橋本さんが差し入れしてくれた資さんうどんを食べながらみんなで頑張りました。それを知った上で観て頂くと、また別の楽しみ方が出来ると思います。ぜひまた劇場でご覧ください。」とコメントを寄せ、橋本は「羽住監督がよく北九州で撮影をされていると伺っていました。北九州の皆さんは映画が好きで、撮影中も街のみなさんが応援してくださいました。学校の撮影もそうですが、道路での撮影も、みなさん優しく見守ってくれ、その空気感もあってとても撮影しやすい環境でした。劇中で、素晴らしい皆さんに囲まれながら撮影した北九州の風景も見つけられると思いますので、ぜひそこも注目しながら楽しんで観ていただけたらと思います」と本作をアピールしている。

『カラダ探し』は全国で公開中!
監督:羽住英一郎
出演:橋本環奈、眞栄田郷敦、山本舞香、神尾楓珠、醍醐虎汰朗、横田真悠
配給:ワーナー・ブラザース映画
©2022「カラダ探し」製作委員会