11月1日[日本時間]から開催され、世界80か国以上の映画配給会社が一堂に会する世界有数の映画見本市「American Film Market 2022」(AFM)にて、新作ホラー映画『禁じられた遊び』の超ティザービジュアルが解禁された。

原作は、第4回「本のサナギ賞」で大賞を受賞した小説、清水カルマ「禁じられた遊び」(ディスカヴァー文庫刊)。著者・清水カルマのデビュー作である本作は、新人離れした恐怖の表現で大賞を受賞、出版されると、累計発行部数4万部を超えた人気ホラー小説。

監督を務めるのは、『リング』(1998)、『スマホを落としただけなのに』(2018)、『事故物件 怖い間取り』(2020)といったホラーやサスペンスなどのあらゆる怖さを追求し、世に送り出してきた中田秀夫。大ヒットミステリー映画『スマホを落としただけなのに』で企画プロデュースを務めた平野隆と2年ぶりのタッグとなる。平野は、初のホラー映画プロデュースとなり、新人作家の純度の高い注目ホラー小説の映像化に挑んだ。

今回解禁されたのは、作品の世界観を伝える超ティザービジュアル2種。顔の見えない子どもの下に生える不気味な根っこが作品タイトルになっているアーティスティックなビジュアル、もうひとつはその子どもが一軒家の庭に指を埋めているドキっとする刺激的なビジュアルで、それぞれに不気味な世界観を表現している。子どもは一体何をしているのか、ストーリーも明かされていない中で、ビジュアルだけでもじわじわと何かが迫ってくるような、ジャパニーズホラー特有の雰囲気が感じられるビジュアルとなっている。また、本作の 公式サイトもオープンした。

ビジュアルを見た海外の映画関係者からは、「まさしく「これぞホラー」というアートワークだ!」   「ホラー版「イカゲーム」を彷彿させるアートワークで、非常に興味をそそられる。面白そうだ」「どちらのビジュアルも邪悪なモノが地中でうごめいているような、非常に不気味な印象を与えていて、とても良い。」という声が聞かれ、早くも『禁じられた遊び』に対する期待が高まっている。『The Forbidden Play』という英語タイトルも決定している。

『禁じられた遊び』は2023年に公開
監督:中田秀夫
©2023映画『禁じられた遊び』製作委員会