デイミアン・チャゼル監督がハリウッドを舞台に夢と音楽に彩られた物語を描く『バビロン』の場面写真が解禁された。

『ラ・ラ・ランド』でアカデミー監督賞を史上最年少で受賞した若き天才監督デイミアン・チャゼルが、ブラッド・ピット、マーゴット・ロビーほか豪華キャストを迎え、再びハリウッドを舞台に描く夢と音楽のエンタテインメント作品。ゴールデンエイジ(黄金時代)と呼ばれた1920年代ハリウッド、サイレント映画からトーキー映画へと移り変わる時代。富と名声、野心に彩られた映画業界で夢を叶えようとする男女の運命を描く。ほかに、トビー・マグワイア、サマラ・ウィーヴィング、オリヴィア・ワイルド、キャサリン・ウォーターストン、新鋭ディエゴ・カルバ、レッド・ホット・チリ・ペッパーズのベーシストのフリーなど多彩なキャストが集結。楽曲は、『ラ・ラ・ランド』の作曲を担当したジャスティン・ハーウィッツ。

本作でブラッド・ピットが演じるのは、サイレント映画界の頂点に君臨するスター、ジャック・コンラッド。ジャックはファンの群衆の中で、たとえ短い時間であっても、一息つくことなくその場にいる皆に話しかけ、誰をも虜にする、大御所ならではの余裕と色気に満ちた魅力的なキャラクターだ。今回解禁された場面写真は、大御所の映画スターらしくサングラスをかけタバコを片手にニヤリと微笑む表情や、タキシード姿で大物女優フェイ(リー・ジュン・リー)と見つめあう艶やかな2ショット、ハリウッドに夢をみてジャックの元に飛び込んできた青年マニー(ディエゴ・カルバ)と遠くを見つめる立ち姿、さらにチャゼル監督と撮影現場でディスカッションをしている貴重なメイキングカットだ。

チャゼル監督は、華やかな映画界の最先端をいくジャックのキャラクターの特徴を「世界で最も高い興行収入を稼ぐ主演男優だ。まさにその瞬間にスターダムの頂点を極めた人物の一人であり、映画スター界という概念が比較的新しかったこの時代に、彼が呼び起こすヒステリックな愛と称賛は、現代の我々には到底考えつかないものだ。」と解説。まさにブラッド・ピットのような本物のトップ俳優こそが演じられる役柄で、ピットは「過去に遡り、勉強した。ジョン・ギルバート、ダグラス・フェアバンクス、ルドルフ・ヴァレンチノの作品をたくさん見たよ。彼らの演技には真の魅力がある。サイレント映画は頼りとなる台詞はなく、たまに字幕が出るだけだ。だから演技もそれに合わせたスタイルがあり、今の僕らのものとは違うんだ。」と映画史にその名を刻む往年の名優たちを参考に、サイレント映画独特の役作りを自身に落とし込んだことを語る。

果たして現代の映画界のトップスター、ブラッド・ピットは100年前の映画スターをどのように演じているのか。そしてサイレント映画界では頂点に君臨するジャックは果たして世間に受け入れ始められた“トーキー映画”という新たな波に乗ることはできるのか―。

『バビロン』は2023年2月10日(金)より公開!
監督・脚本:デイミアン・チャゼル
出演:ブラッド・ピット、マーゴット・ロビー、ディエゴ・カルバ、ジーン・スマート、ジョヴァン・アデポ、リー・ジュン・リー、P・J・バーン、ルーカス・ハース、オリヴィア・ハミルトン、トビー・マグワイア、マックス・ミンゲラ、ローリー・スコーヴェル、キャサリン・ウォーターストン、フリー、ジェフ・ガーリン、エリック・ロバーツ、イーサン・サプリー、サマラ・ウィーヴィング、オリヴィア・ワイルド
配給:東和ピクチャーズ
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