るトッド・フィールド監督×ケイト・ブランシェットが放つ驚愕のサイコスリラー『TAR/ター』の本予告映像とポスタービジュアルが解禁された。

本作は、2度のアカデミー賞受賞経験を持つケイト・ブランシェット主演、『イン・ザ・ベッドルーム』『リトル・チルドレン』でアカデミー賞脚色賞に連続ノミネートされたトッド・フィールド16年ぶり待望の新作。ドイツの有名オーケストラで、女性としてはじめて首席指揮者に任命された指揮者リディア・ター(ケイト・ブランシェット)は、天才的能力と、たぐいまれなるプロデュース力で、自身を1つのブランドとして作り上げてきた。しかし、のしかかる重圧、過剰な自尊心、仕掛けられた陰謀により、彼女の心の闇は少しづつ広がっていく―。

世界最高峰のオーケストラの一つであるドイツのベルリン・フィルで、女性として初めて首席指揮者に任命されたリディア・ター。彼女は天才的な能力とそれを上回る努力、類稀なるプロデュース力で、自身を輝けるブランドとして作り上げることに成功する。今や作曲家としても、圧倒的な地位を手にしたターだったが、マーラーの交響曲第5番の演奏と録⾳のプレッシャーと、新曲の創作に苦しんでいた。そんな時に、かつてターが指導した若⼿指揮者の死から、彼女の完璧な世界が少しずつ崩れ始める―。

孤高・ストイック・傲慢・そして繊細―映像は、圧倒的な天才指揮者、同時に絶対的な権力者としてオーケストラを支配する・ターの姿を捉える。「完璧な演奏をしたいなら私に従いなさい」揺るぎない自信と威圧感をもってタクトを振るうター。しかし「現代の音楽界はターが牽引しているのです」とまでも評されていた彼女の周囲に、少しずつ不穏な空気が流れ始めるー。「作曲の調子は?」「良くないわ」「嫌な音が聞こえるの」その空気感に同調していくように起こる、メトロノームとピアノの不協和音、そして“良くないメール”。「不安なの あなたは高みを求めすぎる」恋人のシャロンからの心配を軽くあしらっていたターだったが、やがて彼女自身も気づかないうちに、周囲、そして自分も軋んでいく―。

本予告映像

『TAR/ター』は2023年5月12日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国で公開
監督・脚本:トッド・フィールド
出演:ケイト・ブランシェット、ノエミ・メルラン、ニーナ・ホス、ジュリアン・グローヴァー、マーク・ストロング
配給:ギャガ
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