前人未踏の舞台に挑む7人の制作発表からゲネプロまでの13日間を描く新感覚ミステリームービー『ゲネプロ★7』のメイキング写真が解禁された。

日本映画やドラマ界を牽引し、『SPEC』シリーズ、『十二人の死にたい子どもたち』、『ARASHI Anniversary Tour 5×20 FILM “Record of Memories”』など様々な革新的作風で常に世間を驚かせ続ける鬼才・堤幸彦監督が、映画を新たな次元に進化させた本作。主演を務めるのは、ABEMAで2020年9月からOAされ話題になったオーディション番組「主役の椅子はオレの椅子」で主役の座を獲得した新星・三浦海里。さらに和田雅成、荒牧慶彦、佐藤流司、染谷俊之、黒羽麻璃央、高野洸が出演する。

その名が演劇史に燦然と輝くシェイクスピア劇の主人公たち。ハムレット、シーザー、リア、オセロ、マクベス、ロミオ─。異なる作品を代表する伝説的な登場人物たちが入り乱れて真の主役を奪い合う究極の舞台「シェイクスピア・レジェンズ」。その舞台に挑む7人の役者の制作発表記者会見からゲネプロ(=最終リハーサル)までの13日間を描くミステリーである本作。

今回解禁されたメイキング写真では、撮影の合間、お弁当片手にピースサインで茶目っ気たっぷりな「オレイス」で本作の主演を獲得した三浦海里、劇中の役さながら現場でもみんなのまとめ役になっていた和田雅成、堤監督と意見を交わし合う荒牧慶彦、カメラに鋭い眼光を向ける佐藤流司、生々しい傷が増えていく染谷俊之と黒羽麻璃央、振り付け担当と入念にダンスの確認をする高野洸など、それぞれのカットに加え、緊張感漂うクライマックスの殺陣シーンの様子も写し出されている。

徐々に傷が増えていく激しい殺陣シーンの場面では、その張り詰めた緊張と集中が伝わりますが、役者同士もともと舞台を中心に活躍している顔なじみということもあってか撮影は和やかな雰囲気。堤監督から「みんな舞台俳優だから、柔軟性があって反応が早いね」と言われるほど、臨機応変にスムーズに撮影された現場の様子を垣間見ることができる。ある“秘密”により運命の歯車が狂いだす劇団SEVENのメンバー…。舞台上では感じることのできなかった彼らの新たな魅力と、堤監督が手掛ける、舞台の熱量が伝わるような仕掛け、今までの映画の常識を壊すような不思議な体験を劇場で堪能することができる。

『ゲネプロ★7』は2023年4月21日(金)より新宿バルト9ほか全国で公開
監督:堤幸彦
出演:三浦海里、和田雅成、荒牧慶彦、佐藤流司、染谷俊之、黒羽麻璃央、高野洸
配給:ギャガ 
©映画「ゲネプロ★7」製作委員会