その庭で禁断の呪文を唱えると、“何か”が育つ―橋本環奈×重岡大毅W主演映画『禁じられた遊び』の美雪ビジュアル第2弾が解禁された。

監督を務めるのは、『リング』(1998)『スマホを落としただけなのに』(2018)『事故物件 怖い間取り』(2020)など、ホラーやサスペンスなどのあらゆる恐怖を追求し世に送り出してきた中田秀夫監督。その中田が、企画プロデュースを務める平野隆との2年ぶりのタッグを組んで贈る本作は、自身のデビュー作でありながらも新人離れした恐怖の筆致で第4回「本のサナギ賞」大賞を受賞した作家・清水カルマの純度の高い注目ホラー小説の映画化。ホラー映画『カラダ探し』の大ヒットも記憶に新しい橋本環奈と今回が初のホラー作品の出演となる重岡大毅(ジャニーズWEST)の主演2人は中田組初参加となり、本作が初共演となる。橋本は映像ディレクターの倉沢比呂子を演じ、重岡は比呂子の元同僚・伊原直人を演じる。

今回解禁されたビジュアルには、土山に指を埋める子ども・春翔の背後に、暗闇から浮き出てくるかのような美雪が写っている。先日解禁された「目」から一変、今回到着した美雪ビジュアルではその姿形が微かながらに見え始めた。美雪の青白い肌には植物のような黒い管が不気味に這っており、爪には黄色いマニキュアが施されている…。一部生前の姿をも彷彿とさせるが、美しいその名前とは裏腹の恐ろしい怪異となってしまったことがうかがえる。

直人の愛する妻であり春翔の優しい母親である「美雪」。亡くなったはずの彼女が、春翔の純粋無垢な想いとともに唱えられた“エロイムエッサイム”という呪文によって蘇ってしまう。怨念にまみれ、嫉妬に狂い、どこまでも追いかけてくる美雪からは、“絶対に逃げられない”――「もうすぐ会えるね。」と、徐々にその姿を見せてきた美雪。蘇り、目の前に現れるまであともう少し…。美雪を駆り立てる怨念の正体とは果たして何なのか。そして、怪異として蘇る美雪を演じているのは一体<誰>なのか―。

『禁じられた遊び』は2023年9月8日(金)より全国で公開
監督:中田秀夫
出演:橋本環奈、重岡大毅(ジャニーズWEST)
©2023映画『禁じられた遊び』製作委員会