映画『グランツーリスモ』の日本語吹替版テーマ曲が、レース音楽の第一人者T-SQUAREによる「CLIMAX」に決定した。

世界的大ヒットのドライビングゲーム「グランツーリスモ」のプレイに夢中なヤンに一生に一度のチャンスが訪れる。世界中から集められた「グランツーリスモ」のトッププレイヤーたちを、本物の国際カーレースに出場するプロレーサーとして育成するプログラムだ。プレイヤーの並外れた才能と可能性を信じて「GTアカデミー」を立ち上げたひとりの男と、ゲーマーなんかが通用する甘い世界ではないと思いながらも指導を引き受ける元レーサー、そしてバーチャルなゲームの世界では百戦錬磨のトッププレイヤーたちがそこに集結。不可能な夢へ向かって、それぞれの希望や友情、そして葛藤と挫折が交錯する中で、いよいよ運命のデビュー戦の日を迎える―。監督は『第9地区』『チャッピー』のニール・ブロムカンプ。GTアカデミーを発足したダニー役にオーランド・ブルーム、レーサーを目指すゲームのトッププレイヤーたちを指導するジャック役にデヴィッド・ハーバー、主人公ヤン・マーデンボロー役にアーチー・マデクウィ。

今回、日本語吹替版のテーマ曲が、日本が世界に誇るポップ・インストゥルメンタル・バンドでレース音楽の第一人者であるT-SQUAREによる「CLIMAX」に決定した。T-SQUARE前身のザ・スクェア時代の代表曲ともいえる「TRUTH」は、「F1グランプリ」のテーマ曲に使用され、その後あらゆるレースシーンにこの曲が流れるようになった。ゲーム「グランツーリスモ」シリーズにもT-SQUAREは曲や一部演奏も提供している。

1997年12月24日発売の初代『グランツーリスモ』(PlayStation®用)に使われている、シリーズを通してのメインテーマ曲「MOON OVER THE CASTLE」はT-SQUARE在籍時の安藤まさひろの作曲。今や伝説となったこの演奏は前年1996年当時のT-SQUAREメンバーと米国ミュージシャンとのコラボで実現、米国ロサンゼルスで収録。

映画『グランツーリスモ』の日本公開において、曲を聴くだけで素晴らしいレースや熱い戦いが心に浮かぶという、このグループに白羽の矢が立った。そしてコースを疾走するエンジン音や風の音が聞こえてくるような、新たな名曲“CLIMAX”が生み出された。この曲はT-SQUAREデビュー45周年企画盤である2023年新作アルバムの「VENTO DE FELICIDADE ~しあわせの風~」(5月31日発売)に収録される。演奏はT-SQUAREの初期、中期、現メンバー参加という豪華で特別な布陣。また、ゲストには世界的ギタリスト・渡辺香津美も参加する。

「VENTO DE FELICIDADE ~しあわせの風~」
2023年5月31日(水)発売
CD / Super Audio CD Hybrid + 特典Blu-ray Disc/OLCH10028-30/5,500円(税込)
30cm Analog LP 180g 重量盤(2枚組)/OLAH 03-04/6,000円(税込)【7月12日急遽発売決定】

『グランツーリスモ』は2023年9月に全国で公開
監督:ニール・ブロムカンプ
出演:デヴィッド・ハーバー、オーランド・ブルーム、アーチー・マデクウィ、ジャイモン・フンスー
配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント