ヨーロッパ企画によるオリジナル⻑編映画第2弾『リバー、流れないでよ』がスイスで開催される第22回ヌーシャテル国際ファンタスティック映画祭に出品されることが決定し、併せて場面写真12点が解禁された。

『夜は短し歩けよ乙女』『四畳半タイムマシンブルース』の脚本や、『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』日本語吹替版脚本を手掛ける上田誠率いる劇団ヨーロッパ企画。本作『リバー、流れないでよ』は、世界27か国53の映画祭で上映&23もの賞を受賞した第1弾『ドロステのはてで僕ら』に続き、上田誠が原案・脚本を、映像ディレクターの山口淳太が監督を務める、ヨーロッパ企画制作によるオリジナル⻑編映画第2弾。

今回、先日発表された第27回FANTASIA映画祭(カナダ)のCHEVAL NOIRコンペティションに続き、スイスで開催される第22回ヌーシャテル国際ファンタスティック映画祭に出品されることが決定した。同映画祭は、ジャンル映画の世界有数の映画祭として知られ、前作『ドロステのはてで僕ら』も出品されていた。今年は6月30日から7月8日に開催。ヨーロッパの観客への初のお披露目の場となる。

前作『ドロステのはてで僕ら』は、コロナ禍の影響でリアル舞台挨拶がほぼできなかったが、本作『リバー、流れないでよ』では、満を持して全国各地での舞台挨拶ツアーを実施。初日から3日間に、東京ではTOHOシネマズ日比谷やTOHOシネマズ池袋、下北沢トリウッド。ヨーロッパ企画のお膝元・京都ではTOHOシネマズ二条や京都シネマ、そのほか、福山駅前シネマモード(広島)、イオンシネマ草津(滋賀)など各地でキャストが舞台挨拶が行われる。

上田誠(原案・脚本)コメント

ドロステに続いてのヌーシャテルファンタステック映画祭!
カナダに続いてスイスにも貴船の水が届きました。時計の国に呼んでもらえるのは格別な思いです。スイスじゅうの時計がループするでしょう。

山口淳太(監督)コメント

リバーが今度はスイスにお呼ばれいたしました。ドロステも上映していただいた、ヌーシャテルファンタステック映画祭。時計を作り出す時間管理都市で映画の2分間を正確に測られないか心配ではありますが、ヨーロッパの観客の方々は、時間ものに非常に熱いみなさまですので、すごく楽しみです。
日本のみなさまはどうか、初日23日をお楽しみに。TOHOシネマズ日比谷の初日舞台挨拶にはぜひともお越しくださ
い。

『リバー、流れないでよ』は2023年6月23日(金)より全国で順次公開
原案・脚本:上田誠
監督・編集:山口淳太
出演:藤谷理子
永野宗典、角田貴志、酒井善史、諏訪雅、石田剛太、中川晴樹、土佐和成
鳥越裕貴、早織、久保史緒里(乃木坂46)(友情出演)、本上まなみ、近藤芳正