身近すぎるアプリから始まる恐怖を描く新感覚サスペンス・スリラー『マッチング』の追加キャストが発表された。

恋人探し、婚活など、現代人に最も身近なツールとなったマッチングアプリ。気軽さも手伝ってその普及率は年々増加の一途をたどっている。しかし同時に、ユーザー間でのトラブルも多数報告されており、やって来た相手がプロフィールとは全くの別人だったり、さらに深刻な事件に発展するケースも。本作では、マッチングアプリを通じて他人と気軽に出会えるようになった現代だからこそ起こる“身近に潜む恐怖”を、追い詰められてゆく主人公とともにジェットコースターに乗ったかのようなスリルと、予測不可能なストーリー展開で描く。主人公・輪花役に土屋太鳳、輪花とアプリでマッチングする“狂気のストーカー”永山吐夢役として本作が初の実写映画単独出演となるSnow Man 佐久間大介、輪花を助けるマッチングアプリ運営会社のプログラマー・影山剛役に金子ノブアキを迎え、内田英治が監督・脚本を務める。

今回、輪花、吐夢、影山の3人が巻き込まれていく「アプリ婚連続殺人事件」に関わるキャラクターを演じるキャスト陣が発表された。輪花を男手一つで育て上げ、娘とは良好な関係ながらも将来を心配する父親・唯島芳樹役を、数々のドラマ・映画で父親役を好演してきた杉本哲太が優しさと同時に影を感じさせる父親役を好演。

仕事漬けの日々を送り、浮いた話のない輪花にマッチングアプリを勧め、恋愛の背中を押す職場の同僚・伊藤尚美役には、ドラマ「全裸監督 シーズン2」(21/Netflix)、映画『万引き家族』(18)『怪物』(23)などドラマ・映画と、活躍の場を広げる片山萌美。

そして、物語の核となる「アプリ婚連続殺人事件」捜査班として、事件の真相を追う警部補・西山茜役を真飛聖、西山と併走する巡査部長・堀井健太役には後藤剛範 が演じ、それぞれ『ミッドナイトスワン』「全裸監督」などの話題作に続いての内田組となるバディがシリアスな展開に緊張感をもたらす。

さらに、輪花の過去を知る“車椅子の女”・美知子役には内田監督がプロデューサーを務めた『タイトル、拒絶』(20)でセックスワーカー役を好演した片岡礼子、美知子に寄り添う世話係・節子役をこれまでに多様なキャラクターを変幻自在に演じてきた斉藤由貴が演じ、一際不気味な存在感で物語のサスペンスを加速させる。果たして、実力派キャスト陣が演じるキャラクターたちは物語にどう関わるのか―。

『マッチング』は2024年2月より全国で公開
監督:内田英治
出演:土屋太鳳
佐久間大介(Snow Man)、金子ノブアキ
真飛聖、後藤剛範、片山萌美、片岡礼子
杉本哲太、斉藤由貴
配給:KADOKAWA
©2024『マッチング』製作委員会