落合モトキ&あのW主演『鯨の骨』の特別映像と場面写真が解禁された。

消えた女子高生の死体。ARアプリ世界のカリスマ少女。リアルとバーチャルの境界が曖昧になった世界で“少女”にのめり込んでいく男―。落合モトキ&あのをW主演に迎え、濱口竜介監督と共同執筆した『ドライブ・マイ・カー』が米アカデミー賞脚色賞にノミネートされ、話題沸騰の配信ドラマ「ガンニバル」の脚本も手がけた大江崇允。いま世界が注目する映画作家が、リアルとバーチャルが混濁する現代の寄る辺なさを、ミステリアスな迷宮ファンタジーに昇華させた最新監督作。

今回、ARアプリ「ミミ」にハマる落合モトキ&あのの特別映像と場面写真が解禁された。「王様の耳はロバの耳」(通称ミミ)というARアプリにハマる若者たちは、謎の青いビニールの衣装を着て、夜の街を彷徨っている。誰かが「ミミ」を使って映像を投稿すると、ユーザーはその映像を撮影された場所でだけ再生できる。若者たちは「ミミ」に投稿するための映像を夜な夜な撮影している。そんな「ミミ」ユーザーたちのカリスマ、“明日香”は、街のあちこちで自分の映像を投稿しており、“謎の美少女”として熱狂的な多くのファンを得ていた。

ファンたちは街を徘徊しながら、“明日香”の痕跡を見つけることに夢中になっていた。結婚間近だった恋人と破局して不眠症となった間宮もまた、AR「ミミ」の世界でときに寂しく、ときに優しく、場所ごとにガラリと印象を変える“明日香”に魅了されていく…。寂しげな表情を見せる“明日香”もまた、誰かに見つけ出して欲しいのかもしれない。「ねえ私のこと見えてる?」ARアプリ「ミミ」の世界に無数に存在する複数の“明日香たち”(あの)と“明日香”にのめりこみ、現実と幻想の境界が曖昧になっていく間宮(落合モトキ)を捉えた、新場面写真6点も解禁された。

特別映像【AR】ver.

『鯨の骨』は2023年10月13日(金)よりシネクイント、シネマート新宿ほか全国で公開
監督:大江崇允
出演:落合モトキ、あの
横田真悠、大西礼芳
内村遥、松澤匠、猪股俊明/宇野祥平
配給:カルチュア・パブリッシャーズ
©2023『鯨の骨』製作委員会