誰も暴いてはいけない、死の秘密―『法廷遊戯』の主題歌がKing & Princeの「愛し生きること」に決定した。

原作者・五⼗嵐律⼈が現役司法修習生時代に刊行した本格法廷ミステリー小説「法廷遊戯」を映画化した本作。ロースクールに通い、法曹の道を目指す主人公の「セイギ」こと久我清義役に、俳優としても活躍の幅を広げる永瀬廉(King & Prince)、セイギの幼馴染で同じく法律を学ぶ織本美鈴役に杉咲花、「無辜(むこ)ゲーム」と呼ばれる模擬裁判を司る天才・結城馨役に北村匠海ら実力派俳優を迎えた。監督を深川栄洋、脚本を松⽥沙也が手掛ける。裁判ゲームで実際に起こった殺人事件をきっかけに、3人の仮面の裏に隠された真実が暴かれていく。二転三転、四転五転する新たな事実、そして最も神聖な場のひとつである“法廷”で待つ、常識を覆す驚愕の結末は…。ノンストップ・トライアングル・ミステリーが今、開廷する。

今回、King & Princeの14枚目のシングル曲「愛し生きること」が映画『法廷遊戯』の主題歌に決定したことが、10月1日(日)に開催された「King & Prince LIVE TOUR 2023 ~ピース~」の夜公演で発表された。嘘か本当か分からないものに振り回されそうになる時、誰しもが身近な人に支えられている。自分にとって大切な存在がいるからこそ、どんな現実も受け入れて進んでいくことができるというメッセージを込めたバラード曲となっており、永瀬とメンバーの髙橋海人、2人の優しい歌声が切ない余韻を残す楽曲と共に劇場でその結末を見届けてほしい。

永瀬廉(King & Prince)コメント

この映画にふさわしいバラードになっていると思います。どこか救われるような歌詞、曲調が印象的で、耳に残ります。テンポ感は落ち着いているけれど、力強さも感じさせる楽曲だと思います。〈今世界が朽ち果て崩れようとも この胸に誓い合った君と描いたストーリー〉という部分はセイギと美鈴を連想させて、ここはあのシーンを思い出すな、ここはあのキャラクターに通じるな、と映画に重ねて気持ちを作りながら歌っていく作業も楽しかったです。

髙橋海人(King & Prince)コメント

廉とは、映画の世界をふわっと浄化させてあげられるような楽曲に出来たらいいね、という話をしました。歌詞も、暗さと光、前向きな気持ちが混在しているので、単に寂しく歌う、優しく歌うというだけではなく、さまざまな感情の起伏が見えるように歌えたらいいな、と。自分の中で空想して、この一曲でストーリーを作り上げるような気持ちでレコーディングに臨みました。映画館に来て、観て、帰るまでお客様を包んであげられる主題歌の役割を担えて、本当に良かったです。

『法廷遊戯』は2023年11月10日(金)より全国で公開
監督:深川栄洋
出演:永瀬廉、杉咲花、北村匠海、戸塚純貴、黒沢あすか、倉野章子、やべけんじ、タモト清嵐/柄本明、生瀬勝久/筒井道隆、大森南朋
配給:東映
©五十嵐律人/講談社 ©2023「法廷遊戯」製作委員会