緊迫感が加速するハイブリッド・サバイバルアクション『ロスト・フライト』の本編映像が解禁された。

悪天候の中、落雷でコントロールを失ったブレイザー119便は、奇跡的にフィリピンのホロ島に不時着した。一命をとりとめたトランス機長を含む乗客17名だったが、そこは凶暴な反政府ゲリラが支配する世界最悪の無法地帯だった。刻々とゲリラが迫る中、トランス機長は、生き残りを懸けて、乗客の一人だった移送中の犯罪者、ガスパールと手を組む事を決意する…。極限状況からの脱出劇というシンプルなプロットに、航空パニックのスリルと、脱出サバイバルの緊迫感を詰め込んだ本作は、終始テンションが落ちない奇跡的なハイブリッド・サバイバルアクション。機長としての責任を全うしようと奮闘するトランスを演じるのはジェラルド・バトラー。

今回、本作の本編映像が解禁された。早朝3時3分発東京行きの119便は暗闇の中突然の落雷により電気系統が死に、機内もろとも暗闇に飲まれてしまった。計器も故障してしまったのでどこに向かって飛んでいるのか?どこの上空なのか?一切が不明のまま落ちていく…。状況を何とか打破しようと副機長と共に、暗闇の中で周囲の状況を整理し乗客の命を守ろうと全力を尽くすトランス機長。そこで発見する一筋の希望の光―陸地だ。

「どこだかわかるか?」計算する副機長、揺れる機体。「この辺りかと」副機長が地図を片手に割り出した。同時に「地表接近!地表接近!」と警告音が鳴り響く。「音声は生きてる」生死の瀬戸際にも冷静さを失わないトランス機長。「残り90秒です」副機長から電源喪失までのファイナルカウントダウンが告げられる。「もう少しいける」自分に言い聞かせるように最後まであきらめないトランス。しかし、見るからに地表は近づき墜落まで待ったなしだ。「こんなところ降りられないでしょ!」乗客と観客の気持ちが一つになり、残された時間は20秒。「海のほうがましか…」慌てないトランス。「時間切れ!」電源喪失が無情にも告げられる。果たしてトランス機長は不時着させることができるのか―。

リシェ監督は「ジェリーは真に迫った労働者階級のヒーローを演じる。観客は彼と一緒に全てを体験しているように感じる。トランスが困ったことになると、それを感じることができるし、彼の勝利も自分のことのように感じられるよ」と話している。

本編映像

『ロスト・フライト』は2023年11月23日(木・祝)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国で公開
監督:ジャン・フランソワ・リシェ
出演:ジェラルド・バトラー、マイク・コルター、トニー・ゴールドウィン
配給:ポニーキャニオン
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