狂気のサイコパス VS 連続猟奇殺人犯―『怪物の木こり』のSPECIAL WEEK企画第2弾として、シッチェス・カタロニア国際ファンタスティック映画祭のすべてに密着した特別映像が解禁された。

2019年に「このミステリーがすごい!大賞」を受賞した小説『怪物の木こり』(倉井眉介/宝島社文庫)を実写映画化した本作。凶器の斧で脳を奪い去る連続猟奇殺人事件が発生…次に狙われたのは弁護士・二宮彰。しかし二宮は、犯人をも凌駕する狂気のサイコパスだった。追う者と追われる者が入れ替わっていく先読み不可能なストーリー、その驚愕の結末とは…。意表を突く展開が連続する衝撃作が“超刺激サスペンス”として映画化される。監督を務めるのは三池崇史。目的のためには手段を選ばず殺人すらいとわない狂気のサイコパス弁護士・二宮彰役に亀梨和也、捜査本部で孤立しながらも連続殺人事件を追う警視庁のプロファイラー・戸城嵐子役に菜々緒、二宮の本性を知らない婚約者・荷見映美役に吉岡里帆ほか、二宮の協力者のサイコパス外科医・杉谷九郎役を染谷将太、過去の殺人事件の容疑者・剣持武士役を中村獅童が演じる。

今回、3週連続SPECIAL WEEK企画の第2弾動画として解禁されたのは、先日行われた世界三大ファンタスティック映画祭の1つである、「シッチェス・カタロニア国際ファンタスティック映画祭」のすべてに密着した「シッチェス・カタロニア国際映画祭編」。スペイン・シッチェスの地に降り立った亀梨と三池監督。これまでに度々同映画祭に招待されている三池は「フレンドリーですよね。招いて一緒に楽しもうというそういう雰囲気ですが、映画好きが集まっているので、シビアな目線というのもありますよね」と同映画祭の雰囲気を亀梨にレクチャー。これには亀梨も「ドキドキ、ワクワク!」と世界初の上映を控える中、緊張の面持ちを見せつつも、「存分に楽しみたいと思います!」とすぐに笑顔を見せた。

上映前日には、映画祭開催で賑わうシッチェスの街を歩いてまわった二人。亀梨は「どこを見ても画になる」と感動を隠し切れない様子で、「楽しみにしていたので、YouTubeとかでシッチェスを調べて(笑)今まさにそこにいる!という感じですね」と裏話をぽろりと零す場面も! 映画祭のスケジュールを記す大きな看板の前ではしっかり足を止めて内容を確認。「すごい…!」と感嘆の声を漏らし、これからの映画祭への参加を更に実感した様子を見せた。

そして動画は映画祭の本番へ。まず行われたフォトコールでは、美しい海を臨む背景抜群のロケーションであるフォトスポットで、亀梨と三池を写真に収めようと詰め掛けた現地のたくさんのカメラマンを前に羽織っているジャケットを脱いで見せるなどさすがの存在感を魅せた亀梨。三池も続いてジャケットを脱ぐと、正面に「祭」と書かれたインナーの黒いTシャツの背中から、なんとカタカナで「シッチェス」の文字が!二人の抜群のサービス精神には現地カメラマンからも大歓声が沸き、賑やかなフォトコールとなった。そしてフォトコール後、いよいよ会見を目前にした三池は「ここまで来たら会場に突っ込むしかない」と意気込みをコメント。一方の亀梨はまさに会見場に入る直前、「行ってきます!」と会場の入り口でカメラに手を振って応えた貴重な様子が収められている。

その後もレッドカーペット、プレミア上映前の舞台挨拶など、現地の大熱狂の様子が続く本映像。チケットが即完売となった1200席の観客を前に、亀梨がスペイン語で見事に挨拶をする様子や、満席の会場で観客とともに写真に映る様子なども見ることが出来る。そして誰よりも早く本作を鑑賞したシッチェスの観客たちの生の声も到着!「亀梨さんの演技はとても深くてたくさんの感情を伝えてくれたよ」、「サスペンス要素がある衝撃的な映画で驚かされた」など、訪れた観客たちからの絶賛の声が続き、三池が冒頭「シビアな目線もある」と語っていたシッチェスの目が肥えた映画ファンにも、『怪物の木こり』は見事に爪痕を残す結果となった。次回、第3弾の特別映像では、日本初上映を前に、満を持して東京国際映画祭、完成報告会に参加する『怪物の木こり』キャスト&監督の映像を届ける予定。

シッチェス・カタロニア国際映画祭 特別映像

『怪物の木こり』は2023年12月1日(金)より公開
監督:三池崇史
出演:亀梨和也、菜々緒、吉岡里帆、柚希礼音、みのすけ、堀部圭亮、渋川清彦、染谷将太、中村獅童
配給:ワーナー・ブラザース映画
©2023「怪物の木こり」製作委員会