映画『ブルーを笑えるその日まで』で主演を務める渡邉心結が、11月18日(土)に発表された第24回TAMA NEW WAVEにおいてベスト女優賞を受賞した。

『ブルーを笑えるその日まで』は、若手監督の登竜門とされるTAMA NEW WAVEやSKIPシティ国際Dシネマ映画祭のコンペティションに選出され、注目されている新人映画監督・武田かりんの長編デビュー作。武田監督自身の経験を題材とし、”いじめ”、”不登校”、”自殺”といったテーマを扱いながらも、物語としてエンターテイメントに昇華していることを各映画祭で評価されている。W主演を務める渡邉心結と角心菜や、丸本凛、成宮しずく、佐藤ひなたなど、これからの映画界を担う次世代の若手俳優陣が顔を揃える。

今回、毎年秋に開催される映画祭TAMA CINEMA FORUM内のプログラムTAMA NEW WAVEのコンペティションが11月18日(土)にヴィータホールにて行われ、ベスト女優賞に映画『ブルーを笑えるその日まで』主演の渡邉心結が選ばれた。

渡邉はスターダストプロモーション主催第1回「スター☆オーディション」(2019)女子部門にて初代グランプリを受賞した注目の新人女優。初主演映画となった本作では、武田かりん監督が自身の中学時代を投影した主人公アン役に抜擢された。学校に馴染めない中学生のアンは、別室登校に通うアイナ(角心菜)と出会い、憂鬱だった日常に少しずつ明るさを取り戻していく。撮影当時中学生だった渡邉は監督と何度も話し合いを重ね、時に涙しながらも難しい役どころに挑戦し見事受賞した。

ベスト女優賞を受賞した渡邉は「すごいびっくりして、嬉しい気持ちでいっぱい。監督、キャスト、スタッフと心を通わせ必死に取り組んだ作品なので多くの方に届けたい」とコメント。また、ゲスト審査員の矢田部吉彦は「インディーズ映画とは思えない完成度に驚いた。私が10代の少女の気持ちを完全に理解するには限界があるが、悩む少女の心情がとてもリアルに描かれていて引き込まれた。また、ファンタジー要素のある一筋縄ではいかない脚本も見事だった」と武田かりん監督の初長編作品を評価した。

TAMA NEW WAVEベスト女優賞を獲得した渡邉心結が主演する『ブルーを笑えるその日まで』はK's cinemaほかで開催されるMOOSIC LAB 2024にて12月2日(土)に先行公開。12月8日(金)よりアップリンク吉祥寺にて劇場公
開される。

『ブルーを笑えるその日まで』は12月2日(土)にMOOSIC LAB 2024にて先行公開、12月8日(金)よりアップリンク吉祥寺にて2週間限定公開
脚本・監督:武田かりん
出演:渡邉心結、角心菜、丸本凛、成宮しずく、佐藤ひなた、夏目志乃、片岡富枝、宮原俐々帆、根本拓洋、鳥谷宏之、土屋いくみ、若林秀敏、松澤可苑、荒澤智也
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