ミュージカル『CROSS ROAD~悪魔のヴァイオリニスト パガニーニ~』の上演が決定した。

シアタークリエ・帝国劇場・全国の大劇場で例年上演を続けている、音楽朗読劇 VOICARION ヴォイサリオンシリーズで原作・脚本・演出を手掛けている藤沢文翁。物語と音楽が互いを高め合い、観る者の心を揺さぶる、劇作家・藤沢文翁が創り出す作品は、かねてより「歌わないミュージカル」と評されてきた。

そんな藤沢文翁オリジナル作品の一つであり、東宝初の朗読劇として2012年にシアタークリエで上演した『CROSS ROAD~悪魔のヴァイオリニスト パガニーニ~』。2022年にミュージカル化され、その壮大な世界観と、思わず口ずさみたくなる多彩でダイナミックな音楽で観客を魅了し大きな反響を呼んだ本作が、約2年の時を経て、待望の再演が決定した。再びシアタークリエの舞台で運命のメロディーを奏でる。

キャストは、初演から中川晃教、相葉裕樹、山寺宏一、畠中洋(前回は異なる役で出演)が続投する。

キャスト

音楽の悪魔 アムドゥスキアス…中川晃教
ニコロ・パガニーニ…相葉裕樹/木内健人(Wキャスト)
ジプシーの娘 アーシャ…加藤梨里香/有沙瞳(Wキャスト)
ナポレオン皇帝の娘 エリザ・ボナパルト…元榮菜摘
ヴァイオリン教師 コスタ…坂元健児
パガニーニに仕える執事 アルマンド…山寺宏一/畠中洋(Wキャスト)
パガニーニの母 テレーザ…春野寿美礼

荒居清香、荒川湧太、小倉優佳、川口大地、柴田実奈、趙京來、德岡明、中野亮輔、宮田佳奈、山﨑感音

ストーリー

19世紀はまさに音楽に魅了された時代だった。数多の音楽家が誕生し、人々はその才能を愛で、その美しい調べに酔いしれ、音楽が世界を支配したその時代に突如として音楽史に登場し、音楽の世界を支配した漆黒のヴァイオリニストがいた。ニコロ・パガニーニ。彼には常にある噂がつきまとった。悪魔と契約し、魂と引き換えに音楽を手に入れた…と。街外れの十字路で悪魔アムドゥスキアスと血の契約を結んだ彼は、100万曲の名曲の演奏と引き換えに、命をすり減らしてゆく事になる。19世紀ヨーロッパの華麗なる音楽黄金期を舞台に、音楽を司る悪魔と悪魔のヴァイリニストと呼ばれた男が奏でるメロディーは、ヨーロッパをそして世界を熱狂させてゆく…。

ミュージカル『CROSS ROAD~悪魔のヴァイオリニスト パガニーニ~』

2024年4月22日(月)~5月12日(日) 東京・日比谷シアタークリエ
チケット一般前売開始:2月17日(土)
チケット料金:12,500円(全席指定・税込)

【全国ツアー】
5月17日(金)~19日(日) 大阪・新歌舞伎座
5月24日(金)~26日(日) 福岡・博多座

原作・脚本・作詞:藤沢文翁
作曲:村中俊之
編曲:江草啓太
演出:末永陽一
製作=東宝