サブスクリプション型ストリーミングサービス「Paramount+(パラマウントプラス)」のメディア向け発表会が12月6日(水)に都内で行われた。

「Paramount+」の日本でのサービス開始は、2022年6月の韓国に続き、アジアで2番目。世界45か国で事業展開しており、加入者数は6,100万人を超えている。「Paramount+」では、CBS、SHOWTIME®、パラマウント・ピクチャーズ、MTVE、ニコロデオン、コメディ・セントラル、Miramaxなど世界的に有名なブランドや制作スタジオの作品からなるParamountのオリジナルシリーズ、ヒット番組、人気映画などの最新作やあらゆるジャンルの豊富なコンテンツをWOWOW、J:COMそれぞれのオンデマンドサービスを通じ視聴することができる。

発表会には、Paramount+ インターナショナルマーケット統括エグゼクティブ・バイスプレジデント インターナショナル・ゼネラル・マネージャー マルコ・ノビリ、JCOM株式会社 代表取締役会長 芳賀敏、株式会社WOWOW 代表取締役社長執行役員 田中晃が登壇した。

12月1日よりサービスを開始した「Paramount+」だが、ノビリ氏は「エンターテインメントの山」と表現し、『トランスフォーマー』や『ミッション:インポッシブル』をはじめとした大作映画から、『スポンジ・ボブ』や『サウスパーク』などのアニメーション作品まで多岐にわたるコンテンツについて「あらゆるジャンルのコンテンツを取り揃えています」と自信を見せた。

今後については「たくさんのサービスが立ち上がっていてコンテンツが溢れかえっていて、視聴者が選べない時代です。だからこそクオリティの高い、これを見れば安心だというコンテンツが『Paramount+』にたくさん満たされています」と話す田中社長は「共同製作といったことに発展していったらいい。『CSI:TOKYO』作りましょう」と提案する場面も。芳賀会長は「一番重要なのはコンテンツなので、マルコさんに提供していただいて、若い視聴者にも楽しんでいただきたい」といい、「日本のお客様に新しい体験価値、より楽しんでいただく機会を作っていきたい」と意気込みを語った。

続けて、ゲストとして秋元才加、こがけん、☆Taku Takahashi(m-flo)が登壇。早速配信作品を視聴したという秋元は、「『タルサ・キング』をおもしろくて途中まで一気見したんですけど、途中から今日のご褒美に1話ずつ見ていこうというところでまだ残してあります」といい、「ハードなシーンもたくさんあるんですけどすごくセクシーでおもしろい」と勧めた。また、『スタローン・ファミリー』についても「役を離れたスタローンの人となりが見れて、お茶目なところがるんだとか、すごくおもしろいです」と楽しんでいる様子だった。

続く☆Taku Takahashiは「『スター・トレック』です」と即答し、「SF作品はメカとか爆発に注目しがちですけど、『スター・トレック』はいろいろな価値観が交錯する中でぶつかったり問題を解決しようとする物語。確実に人として成長していく人間ドラマです。せっかく『Paramount+』が日本に来たのでチェックしていただきたい」と勧め、さらに「語りたくてしかたない。初めて『スター・トレック』を見る人たちも、(Paramount+で配信の)『ストレンジ・ニュー・ワールド』から参加できる」と熱く語った。「自分としてはトム・クルーズです」と答えたこがけんは『トップガン』を推した。

さらに、ファミリー向けの作品については、『スポンジ・ボブ』に注目しているという秋元は「英語の学習にもなるので見せてあげたい」と笑顔を見せた。また、今後の「Paramount+」については「先日出産したのでなかなか映画館に足を運ぶことが難しいと思っていたのですが、素敵な作品をたくさん配信していただいて、育児の合間に見てめちゃめちゃおもしろくて。今後も育児中だったり、合間に家で見れることをうれしく思っています」と語った。

【写真・文/編集部】