累計販売数125万部を突破した人気女性コミック『違国日記』が新垣結衣主演で映画化されることが決定した。

人見知りな小説家の高代槙生と、その姪・田汲朝の対照的な2人の同居譚。なかなか理解し合えない寂しさを抱えながらも、丁寧に日々を重ね生活を育むうちに家族とも異なった、かけがえのない関係になっていく。今、世界が必要としている、優しさの形を提示するヒューマンドラマ。原作は、「さんかく窓の外側は夜」など多くの人気作を生み出したヤマシタトモコの同名漫画。主人公・高代槙生を演じるのは新垣結衣。新垣とW主演で田汲朝を演じるのはオーディションで選ばれた新人・早瀬憩。さらに槙生の友人・醍醐奈々役には夏帆、槙生の元恋人・笠町信吾役には瀬戸康史、朝の親友・楢えみり役には小宮山莉渚が扮する。メガホンをとるのは瀬田なつき。

今回解禁された特報映像は、「朝、私はあなたの母親が心底嫌いだった。でも私は決してあなたを踏みにじらない。もし帰るところがないなら、うちに来たらいい」と新垣結衣演じる小説家・槙生が不器用さ全開ながらも両親を失った朝に対して素直な気持ちを伝える、印象的なシーンから始まる。この冒頭のシーンは原作でも重要な場面となっており、漫画に忠実な世界観が伝わる内容になっている。公開中の『正欲』でこれまでにない役を演じ、女優として新たな境地を切り開いた新垣結衣が本作でもその演技力を発揮し“極度の人見知りで不器用な”主人公・槙生を演じる姿に注目だ。

特報映像

『違国日記』は2024年6月に全国で公開
脚本・監督:瀬田なつき
出演:新垣結衣、早瀬憩、夏帆、小宮山莉渚、瀬戸康史
配給:東京テアトル、ショウゲート
©2024 ヤマシタトモコ・祥伝社/「違国日記」製作委員会