ドラマシリーズの完結編となる『映画 マイホームヒーロー』の最新映像と場面写真が解禁され、併せてドラマ版キャストの続投が決定した。

累計発行部数370万部突破し、「週刊ヤングマガジン」(講談社)にて2017年より連載中の大ヒットコミック「マイホームヒーロー」が連続ドラマ化&映画化。今年10月よりMBS/TBSドラマイズム枠で放送され昨日12月19日に最終回を迎えたドラマでは、どこにでもいる普通の父親が娘に危害を加えようとした彼氏を殺してしまう衝撃の幕開けから、殺した彼氏が所属する半グレ犯罪組織に狙われながらも家族を守るための【命がけの騙し合い】が繰り広げられた。毎週大ピンチが続くハラハラドキドキの展開に、視聴者からは次の放送を求める声が多数噴出し、SNS上では「マイホームヒーロー毎週ドキドキしながらみてる」「面白すぎる!いつも観ているこちらまでドキドキ」「気になって毎週毎週視聴するのがやめられない…。」と大きな話題となったドラマシリーズ。 

今回、ドラマから7年後を舞台に<完結編>が描かれる映画版の映像と場面写真が解禁された。そしてこれまで映画には、主演・佐々木蔵之介の出演のみが明らかとなっていたが、齋藤飛鳥、高橋恭平(なにわ男子)、木村多江、音尾琢真、淵上泰史、神野三鈴らドラマ版キャストの映画への出演が発表された。

ドラマ最終回から7年後、平穏な鳥栖家の日常が、音を立てて壊れ始める…。ドラマ最終回にて鳥栖哲雄(佐々木蔵之介)が山中に隠したはずの死体が、土砂崩れによって発見されてしまったのだ。警察は殺人事件と断定し、一斉捜査に踏み切り、刑事となり警視庁捜査一課に配属された愛娘の鳥栖零花(齋藤飛鳥)は、捜査が進むにつれ哲雄に疑惑の目を向け始める。

一方、死体とともに消えた10億円の行方を探っていた、窪(音尾琢真)ら半グレ犯罪組織は再び哲雄に狙いを定め、動き出す。そして、かつて哲雄の罠に落ち、すべての罪を着せられて逃亡生活をおくっていた恭一(高橋恭平)も再び姿を現す。《殺人犯の父》VS《警察の娘》VS《半グレ犯罪組織》――ドラマでの大ピンチに引き続き映画ではさらなる絶体絶命の状況へ…愛する家族を守るため、お父さんの最後の戦いが幕を開ける。

鳥栖ファミリーほか、ドラマキャストが『映画 マイホームヒーロー』でも続投が決定。佐々木蔵之介演じるごく普通のお父さん・鳥栖哲雄が何よりも愛情を注ぐ愛娘の鳥栖零花を演じるのはドラマと同じく齋藤飛鳥。映画で描かれる7年後には刑事となり警視庁捜査一課に配属となった零花は、父親の隠している大きな嘘に気付いてしまうのか…。そして、ドラマでは鳥栖哲雄を完全に追い込んだ鋭い半グレ組織のメンバー・間島恭一を演じた高橋恭平。ドラマでは組織のリーダー格を担い、現在逃走中の間島恭一は映画ではどのように哲雄と関わっていくのか…。

鳥栖哲雄の一番の理解者であり、隠蔽工作を手伝う妻の鳥栖歌仙を演じた木村多江。哲雄と協力し、娘の零花に7年前の殺人の犯人とバレずに家族仲良く過ごす平和な日々を取り戻すことができるのだろうか…⁉さらに、鳥栖一家を追い込んでいく半グレ組織の中心核で体術や武器の扱いに精通した犯罪のプロ・窪を演じる音尾琢真にも注目だ。映画版でも引き続いて、地の果てまでも鳥栖哲雄を追い詰める。また、淵上泰史、神野三鈴といったドラマ版キャストの出演も発表された。

最新映画映像
佐々木蔵之介(鳥栖哲雄役)コメント

ホッとしています。走り抜けたなと。出ているシーンの9割がピンチだったので(笑)その一方で役を離れる寂しさもあります。主人公・鳥栖哲雄は本当にずっとピンチなんですが、飄々としていて、血だらけになっていても割と無敵な感じで笑かしたりする時もあります。彼のそういう強さは、自分が弱いとわかっているところからきているんだと思いますね。自分が弱いというのはわかった上で、自分が守るべき、大切にすべき物があるからこそ、強靭な精神力や体力が保ち続けられるのかなと感じながら演じていました。それは、キャストもスタッフも同じで、この作品を愛しているからこそ、そういう強靭な精神力と体力で、皆がチームでここまで来れたんじゃないかなと思います。

齋藤飛鳥(鳥栖零花役)コメント

挑戦が続く日々でした。力み過ぎることなく零花を演じることができたのは、キャストとスタッフの皆さんのおかげです。撮影の3か月間は、挑戦する気持ちと、みんなから貰う温かい気持ちが同時にあり、色々な物を見つけ吸収する日々でしたので、多少は成長できたのではないかと思います。自分のキャリア的にも、アイドルを卒業してから初めて撮影に参加した作品で、乃木坂の事を意識せずに一人でやっていくのが初めてだったので、改めてそういう目で見られるんだと思うとちょっとドキドキします。そういう私を起用していただいたのはとても嬉しかったですし、大事な作品になりました。

高橋恭平(なにわ男子)(間島恭一役)コメント

これまで演じてきた役とは180度違う悪者役を初めて演じさせていただきました。哲雄と7年ぶりに会うシーンも「底知れない怖さで」ということを監督と話していたので、何を考えているのか分からない怖さを出すというところは常に意識していました。漫画からこの作品を好きな方は多いと思いますし、この作品を知らない方でも老若男女問わず楽しんでいただけると思います。アクションやストーリーの深さ、家族愛もありますし、半グレ側は半グレ側で皆違った想いを持っていて、観る人たちにも色んな楽しみ方があると思うので楽しみにしていただきたいです。

木村多江(鳥栖歌仙役)コメント

ドラマと映画通じて、善と悪を考えさせられる作品でもあり、自分だったらどうするだろうと想像しながら、スペクタクルな部分やアクションなど、ご自身が哲雄さんのような気持ちになって楽しんでいただけたらなと思います。あと原作をご覧になっている方にも、ご覧になっていない方にも是非ご覧いただきたいです。とても素敵な映画になっていると思いますので楽しみに待っていてください!

音尾琢真(窪役)コメント

原作が子供を守るために戦う父の話で、私も一家の長でありますし気持ちが良く分かります。「あぁ、お父さんこんな気持ちで頑張っているんだな」って気持ちを感じていただきたいです。アクションとしてもエンターテイメントとしても面白いのはもちろん、家族を想う気持ちが胸を熱くさせる作品にもなっていますので、是非楽しみに観ていただければと思います。

また、本作のムビチケカード(一般券 1,600円)が2024年1月12日(金)より全国の上映劇場(一部劇場を除く)にて販売されることが決定した。ムビチケカードは、佐々木演じる哲雄、齋藤演じる零花、高橋演じる恭一、そして木村演じる歌仙と、ドラマ版から引き続き映画版にも出演するキャスト4人のビジュアルとなっている。併せて同日よりムビチケオンライン券の販売も決定。詳細は今後映画公式サイトにて発表される。

『映画 マイホームヒーロー』は2024年3月8日(金)より全国で公開
監督:青山貴洋
出演:佐々木蔵之介、齋藤飛鳥、高橋恭平、木村多江、音尾琢真、淵上泰史、神野三鈴
配給: ワーナー・ブラザース映画
©2024映画「マイホームヒーロー」製作委員会