韓国映画界を代表するキャストが集結したエンタテインメント大作『コンクリート・ユートピア』のパク・ジフが歌うエンディングソング「アパート」のMVが解禁された。

大地震により一瞬にして廃墟と化した首都ソウル。唯一崩落しなかったマンションを舞台に、そこに集まった生存者たちが巻き起こす物語を描く本作。マンションの臨時住民代表・ヨンタクを演じるのはイ・ビョンホン。マンションの住人で誠実な公務員・ミンソンにパク・ソジュン。ミンソンの妻で看護師のミョンファをパク・ボヨンが演じている。

今回、奇跡的に大災害を生き延びマンションへ戻ってきたヘウォンを演じるパク・ジフが歌うエンディングソング「アパート」のミュージックビデオが解禁された。シリアスな本編映像とともに、パク・ジフが楽曲を練習する姿を収めており、『コンクリート・ユートピア』の雰囲気が伝わってくる映像となっている。

本作のエンディングソングとなっているのは、1982年に韓国の歌手ユン・スイルが発表した歌謡曲「アパート」。1980年代のソウル江南地域などで起きたマンションブームが反映されており、韓国では野球やバスケットボールなど試合の応援歌としても使用される定番ソングである。“いつも僕を待っていてくれた君のアパート”、“誰もいない君のアパート”という歌詞については、「軍隊に行った友人が、休暇中に彼女のアパートに行ったところ、みんな移住してしまったという話を聞いて作曲した」と言われている。そんな韓国では誰もが知っている楽曲をエンディングテーマとして起用し、パク・ジフが美しい歌声でしっとりと歌い上げた。さらに劇中ではイ・ビョンホン演じる住民代表のヨンタクが新年を祝うお祭りで歌う十八番としても使用され、本作を物語る上では欠かせない楽曲となっている。

パク・ジフ エンディングソング「アパート」ミュージックビデオ

『コンクリート・ユートピア』は公開中
監督:オム・テファ
出演:イ・ビョンホン、パク・ソジュン、パク・ボヨン
配給:クロックワークス
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